工藤阿須加:次期朝ドラ「なつぞら」出演 広瀬すずの“運命を左右”する幼なじみ役

4月スタートの連続テレビ小説「なつぞら」に出演が決まった工藤阿須加さん
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4月スタートの連続テレビ小説「なつぞら」に出演が決まった工藤阿須加さん

 女優の広瀬すずさん主演で、4月からスタートする2019年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に、俳優の工藤阿須加さんが出演することが分かった。ヒロイン・なつ(広瀬さん)の幼なじみの佐々岡信哉を演じる工藤さんは「脚本の大森(寿美男)さんが描く世界観に引き込まれながら、私が演じる信哉のまっすぐな生き方に優しさと温かさを感じました。その感じたものを、視聴者の方たちにも届けられたらと思います」とコメントしている。

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 工藤さん演じる佐々岡信哉は、戦争で家族を失い、なつたちと行動をともにしていたが、生き別れてしまう。その後、苦学して大学に合格するが、なつやなつの兄の咲太郎(岡田将生さん)と再会する日を夢見て、皆の消息を探す。なつの運命を左右する人物として、ある日、突然現れる……という役どころだ。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、大森さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう、吉沢亮さん)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。4~9月に放送。全156回を予定。

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