広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」を放送。5月4日の第30回では、約束の時間になっても咲太郎(さいたろう=岡田将生さん)は川村屋に現れない。心配するなつ(広瀬さん)に、光子(比嘉愛未さん)は、咲太郎は現れないだろうと諭す。そのとき、信哉(工藤阿須加さん)が現れ、咲太郎が来られなかった理由をなつに伝える。日が変わり、なつと富士子(松嶋菜々子さん)は、咲太郎が働いていた浅草を訪れていた。咲太郎の知り合いであるダンサーから、新たな事実を告げられて……。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第4週「なつよ、女優になれ」は、泰樹と剛男の仲たがいがきっかけで、演劇を始めたなつ。演劇部の練習はとても厳しく、酪農との両立も難しくなっていく。顧問の倉田(柄本佑さん)は、なつに物語の重要な役を与えるが、慣れないせりふになつは苦心。倉田はダメ出しを続ける。ある日、舞台美術を手伝いに来た天陽(吉沢亮さん)は、部室で落ち込んでいるなつを見つけ……という展開だった。
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