広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第7週「なつよ、今が決断のとき」を放送。5月13日の第37回では、天陽(吉沢亮さん)に会いに行く途中、吹雪で立ち往生し、倒れてしまったなつ(広瀬さん)。目を覚ましたなつの目に飛び込んできたのは、狩猟生活を思わせる動物の毛皮や猟銃、木彫りの熊や彫刻……。人里離れた森の奥で暮らす、阿川弥市郎(中原丈雄さん)と砂良(北乃きいさん)親子が、なつを助けてくれたのだった。弥市郎と砂良は、あることでなつと接点があったようで……?
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」は、兄・咲太郎(岡田将生さん)を捜すため、東京を訪れていたなつと富士子(松嶋菜々子さん)は、偶然、天陽の兄・陽平(犬飼貴丈さん)と再会する。陽平は、東京の美大に通いながら、マンガ映画を作る会社で働いていた。なつは、陽平に誘われ、マンガ映画の制作現場を見学すると、一気に心を奪われる。一方、十勝では、照男(清原翔さん)が大事な話があると天陽を呼び出し、なつへの思いを確かめようとする。そんな2人は、青年団のスキー大会で対決することになり……という展開だった。
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