広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第11週「なつよ、アニメーターは君だ」を放送。6月10日の第61回では、昭和32(1957)年春。東洋動画仕上課で働くなつ(広瀬さん)たちは、ついに数万枚におよぶセル画を仕上げて映画「白蛇姫」を完成させた。なつが居酒屋「風車」に帰ってくると、新婚旅行で東京を訪れていた照男(清原翔さん)と砂良(北乃きいさん)の姿があった。2人の結婚の経緯や、懐かしい十勝での話で盛り上がっていると、そこへ咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)が帰宅。いよいよ、なつの2人の兄が顔を合わせることに……!
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第10週「なつよ、絵に命を与えよ」は、なつは、念願の東洋動画に入社し、仕上課でセル画に色を塗る仕事が与えられる。先輩の桃代(伊原六花さん)から手ほどきを受け作業を覚えていくが、緊張のあまりに手が震えてしまう。ある日、なつは仲(井浦新さん)から誘われ、憧れの作画課の部屋を訪れる。下山(川島明さん)たちとの再会を喜ぶ中、後輩を厳しく指導する女性アニメーターの麻子(貫地谷しほりさん)を見つけ、衝撃を受ける……という展開だった。
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