広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、7月29日から第18週「なつよ、どうするプロポーズ」に入る。なつ(広瀬さん)のテレビ漫画「百獣の王子サム」は大成功となった。東洋動画では新作の漫画映画を作ることになり、仲(井浦新さん)は下山(川島明さん)を作画監督に指名する。下山は演出に坂場(中川大志さん)を推薦する。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
坂場は、社内では人気がいまひとつだったが、なつや神地(染谷将太さん)たちアニメーターの応援で、ついに坂場監督が実現。坂場は、西欧を舞台にした話を基にした企画を通し、なつと神地が原画を担当する。映画チームは活気を取り戻すことに。そして、坂場は、もし映画が成功すれば、僕と一緒になってほしいとなつに告白。そんな中、下山と茜(渡辺麻友さん)の恋仲が発表され、現場はさらに勢いづき……。
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……。
第17週「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」は、1963年、なつは優秀な女性アニメーターとして注目されていた。その実力を買われ、坂場と一緒に、新設されたテレビ班に行くように仲から命じられる。映画に未練を感じる坂場を励ましつつ、なつはテレビの世界に飛び込んでいく。テレビ特有の効率優先のアニメ作りに戸惑いつつも、なつは新たな表現の開発に取り組む。そんな中、雪次郎(山田裕貴さん)にも転機が訪れ……という展開だった。
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