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10月31日(木)放送分
2018年4月期に放送され話題となった俳優の田中圭さん主演の連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の劇場版「劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督)が、8月23日に公開された。連続ドラマに引き続き、天空不動産・営業所の若手社員、“マロ”こと、栗林歌麻呂を演じるのが俳優の金子大地さんだ。金子さんは、マロの魅力を「純粋さ」といい、「マロのように純粋でありたい。こうありたいと思いながら演じました」と語る。作品への思いや撮影現場の様子を聞いた。
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「おっさんずラブ」は、田中さん演じる女好きだけどモテない独身男子・春田が、ルームシェアをすることになったイケメン後輩男子・牧(林遣都さん)と、乙女心を持つ有能な部長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎さん)という2人の男性に愛の告白をされ、未曽有のモテ期に突入する……というラブストーリー。2016年12月に単発ドラマも放送された。
劇場版は、「前代未聞の五角関係“おっさんのラブ・バトルロワイアル”」が開幕し、熱い恋の火花を散らす。新キャストとして、沢村一樹さんが天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅、志尊淳さんが春田が所属する天空不動産第2営業所に配属されたキラキラネームの陽気な新入社員・山田正義(ジャスティス)を演じる。
金子さん演じるマロは、ドラマ版では春田が働く天空不動産営業所のモンスター新入社員として登場。生意気で、チャラい言動などで春田たちを振り回す場面も多かったが、ドラマ終盤では、黒澤武蔵との離婚を決意した蝶子(大塚寧々さん)と急接近。傷心の蝶子を優しく受け入れ、年の差など関係なくアタックする姿が描かれた。
金子さんにマロの魅力を聞くと、「マロみたいに純粋でありたいなと思います」と語った。「僕は結構ネガティブなんですけど、マロはすごくポジティブなので、そこがいいなと思います。こうありたいと思いながら演じています」と話す。
劇場版では、仕事中、調子に乗ったマロの頭を上司の武川政宗(眞島秀和さん)がペシンとたたいて突っ込むコミカルな場面も描かれる。金子さんは「1年たって、みんなマロの扱いが分かってきて、生意気だけど愛されるキャラなんだろうなと思いました」と笑顔を見せる。
武川役の眞島さんとは同じシーンが多かったといい、撮影現場から2人で帰ることも多かったという。「ずっとたわいもない話をしていました。眞島さんには、何でも話せるというか。年は離れていて、大先輩なんですけど、こんな若い僕にも緊張感を与えない人柄というか、すごく優しい人だなと。たくさん話を聞いてもらっていました」とエピソードを明かした。
今回の劇場版の見どころを聞くと「ありすぎるなあ、全部です」と言いながら「やっぱり蝶子さんとマロのその後が見どころですね。より純粋なマロが見られるんじゃないかなと」と話す。ドラマ終盤から男っぷりが上がった印象も強いマロだが、金子さんは「本気で愛しているので。そこは男を上げなきゃいけないという気持ちがあるんでしょうね」と話す。
演じる上でも「より芯のある男を意識しました。劇中で蝶子は『もう結婚はしない、あんな思いはしたくない』と言うのですが、そんな人の過去も全部受け止めて、幸せにするというのは覚悟がいるから、そこでドラマと同じだったらダメだなと思って。一つ成長した姿を見せられるようにと心がけていました」と明かす。
撮影現場では、蝶子役の大塚さんと話す機会も多かったといい、金子さんは「寧々さんは、本当に可愛らしくて、やっぱりそこが蝶子さんの魅力にもつながっている。僕はずっと照れていました」と笑顔で語る。大塚さんは、金子さんを「大地ちゃん」と呼ぶという。金子さんは「『大ちゃん』って呼ばれることは今までもあったんですけど、なんで『大地ちゃん』なんだろうと思って、そういうところも可愛いなと思いましたね(笑い)。僕もたまに『寧々ちゃん』と呼ばせていただいたりしていました」と、“仲良し”エピソードを語った。
金子さんは、予告編でも描かれる爆破シーンも見どころといい、「爆破はすごいので、見ていただきたいですね。ただの不動産屋だぞって眞島さんがよく言っていました(笑い)。あのシーンの(吉田)鋼太郎さん、あれは刑事ですね」と笑顔で語る。続けて、「すごくぶっ飛んだ話なんですけど、面白いし、愛があふれている。そこが『おっさんずラブ』の見どころなんじゃないかと思います。全員、大真面目で、冷静に考えたら本当にぶっ飛んだ話なんですけど、そこが面白い」と魅力を紹介した。
「おっさんずラブ」などの出演で注目を集めている金子さんは、現在22歳。今年4月に放送されたNHKの連続ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」では同局初主演で、ゲイであることを隠す18歳の高校生を演じ、“質の高いドラマ”を表彰する「第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で新人賞を獲得した。
今後の俳優としての目標を聞くと、少し考えた後に「本物になりたいなと思いますね」と答えた。「何が本物かはまだ分かっていないんですけど、自分の中にあって。本物の俳優になりたいなと。なので今は、一つ一つ一生懸命演じたいなと思っています」と語った。
自身が考える本物を100点だとすると「現在は?」と聞くと、金子さんは「10点ぐらい」と苦笑しつつ答えた。今回の劇場版のマロの成長ももちろん楽しみだが、金子さんが今後どんな活躍を見せてくれるのか注目だ。
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