木村拓哉:主演ドラマがパリでクランクイン 「絶対、面白いものにします!」

仏パリで主演ドラマ「グランメゾン東京」のクランクインを迎えた木村拓哉さん(C)TBS
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仏パリで主演ドラマ「グランメゾン東京」のクランクインを迎えた木村拓哉さん(C)TBS

 俳優の木村拓哉さんがフランス料理のシェフ役で主演を務め、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で10月から放送される連続ドラマ「グランメゾン東京」が、このほど仏パリでクランクインした。クランクインの場所は、パリで予約が取れないことで有名な三つ星レストラン「ランブロワジー」で、同店が日本のテレビドラマの撮影に使用されるのは、今回が初という。木村さんは「環境に本当に恵まれています」と話し、「レストランは単純に料理だけあればいいのではなくて、人と人とがつながってできるものだと思うんです。そういった過程を僕自身も楽しみにしています。絶対、面白いものにします! なので、食べてください!!」とコメントを寄せている。

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 ドラマは、パリにオープンさせた自分の店が二つ星を獲得した、型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹(木村さん)が、己の慢心から招いた重大事件によって、店も仲間もすべて失ってしまう。どん底まで転落した尾花が女性シェフ・早見倫子(鈴木京香さん)と出会い、世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く。

 今回パリで撮影されたのは、尾花がパリに自分の店を持ち二つ星を獲得していた頃のシーンと、重大事件によってその座を追われ、店も仲間もすべて失いどん底まで転落した尾花が、倫子と出会うシーン。パリでのロケの模様は、9月1日放送の連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第8話で公開される。

 ◇木村拓哉さんのコメント全文

 今回のストーリー上、どうしても必要なシチュエーションということでパリにお邪魔しているのですが、環境に本当に恵まれています。連続ドラマの1シチュエーションにここまで時間と費用を割いてモノを作るって本当に久しぶりで、「GOOD LUCK!!」(2003年)以来の感覚だなと思っています。「ランブロワジー」という三つ星レストランを貸し切りにしてロケをさせていただいて……。こんなにいいことばかりクランクインから立て続けに起こると、この先悪いことばかりなんじゃないかと嫌な予感がするんですけど(笑い)、本当にいい条件ばかりに恵まれています。

 (撮影初日、塚原あゆ子監督に、パリで流行しているあるモノを使って登場するアイデアを提案したことについて)現地に来てみて飛び込んでくる情報や、風景だったり生活習慣だったり、そういうものに気付かされることがいっぱいあります。それで監督やスタッフに相談したら「おもしろいね」となりました。

 たくさんのサポートを受けた上での撮影なので、時間を大切にして、その時できる一瞬一瞬を切り取っていけたらなと思います。パリにいる間、京香さんや沢村(一樹)さんや監督と、グランメゾンをいかに構築していくかってことを毎晩のように煮詰めることができました。グランメゾンが出来上がっていくさまを皆さんにお届けしますが、レストランは単純に料理だけあればいいのではなくて、人と人とがつながってできるものだと思うんです。そういった過程を僕自身も楽しみにしています。絶対、面白いものにします! なので、食べてください!!

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