いだてん:第33回「仁義なき戦い」 ムッソリーニに直談判? 絶体絶命の五輪招致は…  

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第33回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第33回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第33回「仁義なき戦い」が9月1日に放送される(総合、日曜午後8時ほか)。1940年のオリンピック招致をめぐり、互いに激しく争う東京とローマ。嘉納治五郎(役所広司さん)は田畑政治(阿部サダヲさん)らをイタリアの独裁者ムッソリーニとの直談判に派遣する。

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 しかし、ムッソリーニとの会見直前、IOC委員・副島道正(塚本晋也さん)が急病で倒れてしまう。招致の命運がかかったIOCオスロ総会は、他国の政府首脳に働きかけようとした日本の動きをめぐって大紛糾。絶体絶命の状況下で、治五郎は逆転の秘策を思いつく。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

 第32回では、満州事変を非難する国際世論に反発した日本が国際連盟を脱退して孤立しはじめる中、嘉納治五郎らは粘り強く五輪招致を目指す。さらに、熊本の金栗(中村勘九郎さん)のもとには、マラソンで九州一周を目指すという青年が現れ……という展開だった。

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