放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の椎名桔平さんが、10月にスタートする高畑充希さん主演の連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、水曜午後10時)に出演することが9月3日、分かった。椎名さんは、高畑さん演じる主人公・北野サクラが入社する花村建設の人事部長・黒川森雄を演じる。
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「同期のサクラ」は、「過保護のカホコ」「家政婦のミタ」「女王の教室」(ともに日本テレビ系)で知られる遊川和彦さんが脚本を担当するオリジナルドラマ。過疎の離島で育ち、花村建設に入社したサクラと同期たちの10年間を、1話ごとに1年ずつ描く。
椎名さんが演じる黒川森雄は、新人研修でサクラたち新入社員を預かり、それぞれの配属先を決定する重要なキャラクターで、サクラにとっては、10年間、上司として深く関わる人物となる。
椎名さん、大平太プロデューサーのコメントは以下の通り。
この度は、黒川という人事部長の役をやらせていただくことになりました。もともと建築には興味があり、今でも都心のビルを見上げては「どうやってこんな高いものが作れるんだろう?」と子供のような気持ちになります。黒川は、そんな素朴な気持ちを忘れず、しかし、会社のために大人としての役割を担っていこうとする人だと考えています。
遊川さんとは以前、スペシャルドラマでご一緒させていただきました。独自の視点を持ち、人や社会の本質を描き切ることのできる方と思っています。今回初めて、連続ドラマでご一緒できることをとてもうれしく思います。会社勤めの経験が無い私には、「同期」という感覚がありません。今回の若い方たちに対して、そんな無いものねだりのようなうらやましさを抱きながら、「同期」とは? あるいは仲間、人、社会、人生とは……と思いを巡らせていきたいと考えています。
桔平さんとは、23年前、僕が監督を務めたスペシャルドラマで初めてご一緒しました。撮影中に一人娘が生まれたこともあり、忘れられない作品です。あの頃から、芝居に対する真摯(しんし)な姿勢が印象的な俳優さんでした。今回の役どころは、主人公・サクラや同期にとって、「大人」や「社会」の象徴です。優しい一面と厳しい一面、時には、「許しがたい理不尽」も表現してもらう重要な役どころを、桔平さんがどのように演じてくれるか、今から楽しみです。
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