映画「午前0時、キスしに来てよ」(新城毅彦監督、12月6日公開)で、ダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さんと共にダブル出演を務める、女優の橋本環奈さん。これまでコメディエンヌとして、「銀魂」(福田雄一監督)などマンガ原作の実写化作品で存在感を発揮してきたが、同作では初めて少女マンガ原作のヒロインに挑戦。本作で新境地を見せた橋本さんの魅力に迫る。
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映画は、月刊マンガ誌「別冊フレンド」(講談社)で連載中のみきもと凜さんの同名少女マンガが原作。国民的人気スターの綾瀬楓(片寄さん)と“超・まじめ人間”の女子高生の花澤日奈々(橋本さん)の“格差恋”を描く。
橋本さん演じる日奈々は超真面目でありながら、“ムッツリ”な一面を持つ女の子だ。初デートで連れてこられた楓の自宅で、楓とソファに並んで座り大人の恋愛映画を見るシーンでは、「彼と一緒で恥ずかしいし、なんか見ちゃいけない気がするけど……見たい!」と、思わず両手で顔を覆う指のすき間から、ちらっとのぞき見するという、ラブコメならではのほほ笑ましいリアクションを披露。可愛さあふれる仕草でがっちり心をつかまれるはずだ。
“ムッツリヒロイン”を完全再現している橋本さんは、本作の役作りについて「私が思う日奈々の面白いところは、ムッツリなところ(笑い)。原作にもそれは描かれているので、実写でもそこはなくさずに、ムッツリだけど純粋で可愛らしい日奈々にできたらいいなと」「実写の日奈々を演じるにあたっては、原作の日奈々の表情をどういうふうに出していこうかなっていうのは結構考えましたね。楓とあーちゃん(眞栄田郷敦さん演じる浜辺彰)に対して全然違う反応をしたりするので、原作の表情を研究してみたり」と語っている。
“コメディエンヌ”から“ラブコメディエンヌ”へ進化を遂げた橋本さんの新たな一面に要注目だ。
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