フジ藤本万梨乃アナ:「めざましテレビ」で奮闘中の“末っ子” 将来は「信頼されるアナウンサー」に

情報番組「めざましテレビ」でフィールドキャスターを務めている藤本万梨乃アナウンサー
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情報番組「めざましテレビ」でフィールドキャスターを務めている藤本万梨乃アナウンサー

 2019年4月にフジテレビに入社し、同年10月からフジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)で、水・木曜のフィールドキャスターを務めている新人アナウンサー藤本万梨乃(まりの)さん。番組に加入したばかりの“末っ子”的なポジションで、日々、奮闘を続ける藤本アナに、番組に出演しての反響、成長したこと、今後の目標などについて聞いた。

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 ◇中継原稿は「自分で」 情報の伝え方も研究中

 藤本アナは福岡県出身で、東京大学の医学部健康総合科学科を卒業。「めざましテレビ」では、フィールドキャスターとして、さまざまな現場に足を運び、取材、中継をしたり、天気や最新情報などを快活に伝えたりしている。番組に出演するようになってから、「大学時代の友人から『頑張っている姿を見て、朝から頑張ろうって思ったよ』など、いろいろな反響があり、うれしいです」と明かす。視聴者の声が原動力になっていると表情をやわらげる。

 番組に出演する時間はまだ少ないが、多いときは放送中6回も中継現場から最新の情報を伝えている。藤本アナは「責任感が増しました」と喜びつつ、「毎回、話すことを変えないといけない」と苦労も明かす。

 「中継の原稿は基本的に自分で考える」といい、「天気や最新情報など、視聴者の皆さんがどんなことが気になるのかを考えて、情報を伝える順番に工夫をするよう研究を続けています」と語り、「番組のスタッフから『信頼しているよ』って言ってもらえるようになりました」とうれしそうに話す。

 また、局内で流れる館内アナウンスを担当することもあり、きれいな滑舌と聞き取りやすい声で評判が良いという藤本アナ。「めざましテレビ」のメインキャスターの三宅正治アナからは情報を的確にスムーズに伝えていることを褒められたといい、「本当にうれしかったです!」と、大先輩の言葉が励みになったという。

 ◇パンツスーツが「気合のスイッチ」 美容やオシャレ…自分磨きも

 フィールドキャスターとして、取材現場を駆け回る日々。「取材の関係で睡眠時間が少ないときもあり、大変です」とも苦労を語る。「毎晩温かい紅茶を入れるようになりました。スケジュールがかなり不規則になったのですが、寝る前に温かい紅茶を飲むと体がポカポカしてよく寝られるようになりました」と、体のケアを忘れない。

 普段の服装は、「ワンピースを着ることが多いです。よく、先輩方に『衣装と私服が似ている!』と言われます(笑い)」と明かす藤本アナだが、「めざましテレビ」出演時は必ず「パンツスーツを着るようにしています。『取材に行くぞ!』って気合が入るスイッチになっています」と語る。

 プライベートでの10年後の目標を聞くと、「自分の時間をしっかり持って、自分磨きをしたいです」と回答。「今、美容やオシャレがよく分からなくて、先輩方によく聞いているのですが、10年後にはオシャレな人になれていたらいいなと思います」と答え、憧れの女性像については「仕事とプライベートを両立させられる女性。常に周りから必要とされている人になりたいですね」と語る。

 ◇将来は信頼されるアナウンサーに

 「めざましテレビ」では、日々のニュースだけではなく、メインキャスターの三宅アナや永島優美アナが中心となって、明るくユニークな会話などを交えながら出演者たちとさまざまな情報を伝えている。番組の一番の魅力は「出演者とスタッフの温かさ」と言い切る藤本アナ。

 現場からスタジオに戻ってきた際には、出演者から「おかえり!」「寒そうだったね」と必ず声を掛けてもらうといい、「そういう皆さんの優しさが番組を通して伝わっているのだと思います」と笑顔を見せる。

 番組では末っ子的な立ち位置。仕事を教えてもらう際には「相談する事柄によって、教えていただく先輩が違う」といい、同じ福岡県出身で同い年だが、1年先輩の井上清華アナには「分からないことを、誰に相談すればいいのかを聞いたりします。井上アナにいろいろなことを教えてもらっています」と明かす。

 さらに、「中継に行くときは、7時台のニュースを担当しているので、生田(竜聖)アナにいろいろと教えてもらいます。すごく面倒を見てくれます」と語り、久慈暁子アナは「接しやすく安心する存在です(笑い)。いつもお世話になっています」と感謝。永島アナは“お母さん的な存在”だといい、「『良かったよ!』などと褒めてくれる」と明かす。

 仕事での10年後の目標を聞くと、「フジテレビに欠かせない存在になれていたらうれしいです。これから自分がどの道に進むのかまだ分かりませんが、与えられた仕事をしっかり全うして、スタッフの皆さんからも視聴者の皆さんからも信頼されるアナウンサーになれていたら、いいなと思います」と、真っすぐなまなざしで語っていた。

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