あのクズを殴ってやりたいんだ
第6話 走り出したクズと恋
11月12日(火)放送分
ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組を放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は7月15日午後10時から放送される、女優の篠原涼子さん主演のドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系)第5話だ。
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2007年に放送された同名ドラマの続編。篠原さん扮(ふん)する一匹狼の最強ハケン社員・大前春子の働き方を描く。13年ぶりの今回は「働き方改革」「高齢化」「副業」「アウトソーシング」「AI導入」「過労死」などをテーマに、新しい時代の働く人の品格を問う。前作同様、中園ミホさんが脚本を担当している。
7月8日放送の第4話では、“とっくり”こと篠原さん演じる大前春子と、“くるくるパーマ”こと大泉洋さん演じる東海林武の掛け合いが登場し、視聴者を大きく盛り上げた。第5話でもそれは健在。冒頭から度々登場するので、たっぷりと堪能してほしい。
13年ぶりに食品商社の東京本社へ戻った東海林を中心に物語が展開する。東海林は、北海道で美味しく痩せると評判のお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようと、ダイエット効果を証明するデータと100人の女性達のアンケートを持って帰ってきていた。しかし、雑誌の取材をきっかけに、ダイエット効果のデータ改ざんが疑われ、ついには謝罪会見を開くことに……。
いつもは明るくユーモアあふれる東海林だが、今回は落ち込む姿も描かれる。春子は「めずらしく殊勝ですね」と声を掛ける。
笑顔で“衝撃のひと言”を伝える場面も。思わず、小泉孝太郎さん演じる里中が「大前さん、いくらなんでもこの状況でそれを言うのは……」ととがめるほどの表現で、記者は何度見てもこのシーンで笑ってしまった。ぜひオンエアで確認してほしい。
脚本の中園さんは「やっぱりドラマを見ている時は、頭空っぽにして、笑って見てほしい。そして、次の日も『よしっ! 会社に行こう』って元気になってほしい。それだけの思いで書いています」と話していた。
篠原さんと大泉さんの掛け合い満載な第5話を楽しんでほしい。
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