終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の堺雅人さん主演の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、日曜午後9時)の第8話が9月13日に放送された。同話では、半沢(堺さん)と大和田(香川照之さん)が、手を差しのばしながら歩み寄り“一瞬”握手をするシーンがあり、SNSでは「握手じゃない、ソフトタッチ!」「握ったの0.5秒じゃん」「最短の握手」「もはやコント!」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。
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ドラマは、池井戸潤さんの小説「半沢直樹」シリーズが原作。2013年7月期に放送された前作は「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を映像化した。約7年ぶりの続編は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。
第8話では、帝国航空の山久(石黒賢さん)からタスクフォースの再建草案を見せてもらった半沢が、赤字路線の「羽田・伊勢志摩路線」が撤退リストから外されていることに気付く。半沢は、伊勢志摩は箕部幹事長(柄本明さん)の政治基盤で、全てのカギを握っているとにらむ。同じ頃、金融庁の黒崎(片岡愛之助さん)も箕部を追っていた。
そんな中、大和田は、債権放棄の受け入れの提案に失敗した紀本常務(段田安則さん)を追い落とそうとする。しかし、開発投資銀行と共に債権放棄を断固拒否した「タスクフォース合同報告会」が原因で、中野渡頭取に参考人招致の噂があると言われ、動けなくなってしまう。そこで、紀本と箕部のつながりを調べる大和田は、箕部の資金を調べる半沢に「どうだろう、改めて私と手を組まないか?」と提案する。
手を組まないかと言った大和田だが、半沢に「この世で一番、お前のことが嫌いなんだよ」と言い放った上で「心配なのは頭取だ! 参考人招致などというバカげたものを止めるためにも、何がどうなっているのか、早急に真相を掴む必要がある。そのためには猫の手だろうと犬の手だろうと、半沢の手だろうと借りなければいけないのだ。お前だって、これ以上、先に進むことができないはずだ」と、半沢に右手を差し出す。
しかし、半沢は「人にものを頼むときの大事な7文字を以前、(大和田に)教えていただきました。もうお忘れですか? あなたも小学生以下ですね」と対応。すると大和田が「お……。お……。おねしゃす」と小声で言うと、半沢は「おねしゃす? 2文字足りない」と指摘。追い詰められた大和田は大声で「お願いします! これでいいだろっ」とお願いし、二人は一瞬だけ握手するという展開だった。
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