女優の上白石萌音さんが、10月31日にフジテレビ系で放送される特別番組「土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 2020特別編』」(ほん怖)のドラマパート「あかずの間を造った話」で主演を務めることが10月24日、分かった。上白石さんが「ほん怖」に出演するのは初めてで、「うれしかったです。『ほん怖』は長年愛されているシリーズですし、出演することができて光栄だと思いました」と喜びながらも「ホラーがかなり苦手で、普段からなるべく避けるようにしているので、『私で大丈夫かな』と少し心配になりました」と語っている。
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「ほん怖」は、1999年に放送をスタートしたオムニバス形式の実録心霊ドラマ。毎年“夏の風物詩”として親しまれてきたが、今年は番組史上初となるハロウィーン当日に放送される。
「あかずの間を造った話」で、上白石さんは工務店の現場監督として働く佐々木彩を演じ、片岡愛之助さんが、設計士の木島宗次(きじま・そうじ)役で出演。老舗旅館の宴会場の改築を依頼された彩は、木島から設計図を手渡されるが、それは出入り口のない奇妙な和室の設計図だった。不審に思いながらも、工事に取りかかる彩だったが、作業に携わる職人たちの身に次々と不可解な出来事が起こる……という展開。
台本を読んだ感想は「すごく怖かったです。『あかずの間を造った話』は描写や雰囲気が怖い作品で、台本を読みながらどんどんイメージが膨らんでいってビクビクしました。最初は怖さのあまり(台本を)じっくり読めずに、ざっと読み飛ばしてしまいました(笑い)」と振り返っている。
さらに「本気でビクビクしながら撮影しました。過去にお化けの役は経験したことがあるのですが、おびえる側の役に挑戦するのは今回が初めて」と語り「初日の撮影の後は、ぐったりと疲れを感じました」と彩を演じた感想を語っている。
愛之助さんとは初共演だといい「本当に気さくで優しい方で、現場ではたくさんお話をしてくださいました。ドラマの内容はすごく怖いのですが、撮影現場はほんわかしていました。愛之助さんのお人柄があってのことだと思います」と明かしている。
放送日となるハロウィーンの思い出については「小学生の頃にメキシコに住んでいたのですが、メキシコのハロウィーンでは、かなり本気で仮装をする人も多くいました。当時はゾンビの仮装がはやっていて、すごく怖かったのを覚えています。私は魔女やパンプキンなど可愛らしい仮装をして、友達と一緒に近所を歩いてまわって、お菓子をかごいっぱいにもらいました。今となっては懐かしい思い出です」とコメント。
番組については「長年この番組に携わってきたスタッフさんのノウハウもありますし、『今作は本当に怖いものが出来上がる』という自信はあります! 映像と音の相乗効果で、肝が縮むような感覚を味わえると思いますので、ハロウィーンの夜に、ビクビクしながら楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールしている。
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