本田望結:高校サッカー16代目応援マネジャー就任「涙が出ました!」 選手だからこそ分かる「思いお伝えできたら」 

「第99回全国高校サッカー選手権大会」で16代目応援マネジャーに就任した本田望結さん=日本テレビ提供
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「第99回全国高校サッカー選手権大会」で16代目応援マネジャーに就任した本田望結さん=日本テレビ提供

 12月31日に開幕する「第99回全国高校サッカー選手権大会」で、16代目応援マネジャーに、女優でフィギュアスケーターの本田望結さん(16)が就任することが11月2日、明らかになった。これまで、堀北真希さんや新垣結衣さんなど豪華メンバーが歴代の応援マネジャーを務めており、本田さんは応援マネジャーの就任に「涙が出ました! 応援マネジャーは夢だったのでうれしかったです。歴代マネジャーも素晴らしい女優さんばかりなの
で、ずっと憧れていました」と喜んでいる。

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 本田さんは、「16歳の誕生日を迎えた時に、目標として『高校サッカーの応援マネジャーになる!」と携帯のメモに書いていたんです。自分では気付かないうちにこの目標がプレッシャーになっていたのか、お話を聞いた時は、うれしさとプレッシャーから開放されたようで、泣いてしまいました。目標を書いたメモに達成した丸印を付けた瞬間、『応援マネジャーになれるんだ!』とうれしさが込み上げてきて、実感が湧きました。そして、平成16年生まれの16歳、16代目の応援マネジャーということで、『16』という数字にご縁を感じています」と、コメントを寄せている。

 サッカーへの思い入れについては「ワールドカップの時は夜中の試合でも起きて見るくらい好きです。私の父が、サッカーが好きで、小さい頃は父からサッカーを教えてもらうこともありました」と振り返り、「父の影響で好きになったので、応援マネジャーになれたことで、人生初の親孝行ができたかな? と思っています」と語っている。

 高校サッカーについては「“青春”というイメージがあります。実は前回の98回大会の決勝戦を父と観戦しに行っているんです。選手の叫び声や、応援の声、マネジャーさんたちも立って応援されている姿を見て、いろいろな感情が湧き、私も頑張ろうという気持ちになりました」と語り、「15代目応援マネジャーの森七菜さんが会場にいらしているのを見て、私も来年は応援マネジャーになりたいなと思いました」と話している。

 本田さんは「女優のお仕事には、フィギュアスケーターの気持ちを持ち込まないようにしているので、本田望結という人間が2人いるような気持ちで、普段は生活しています」と明かしながら、目標とする応援マネジャー像については「今回、応援マネジャーに選んでくださった理由が『高校サッカーの選手と一緒で、夢に向かって頑張っている方だから』とお
聞きした時は、初めてフィギュアスケーターと女優である自分が合体したなと思いました。私も現在、全日本選手権に向けて、頑張っているので、やはり、二つのことを諦めずに続けてきて良かったなと思っています」とコメント。

 「私自身もフィギュアスケートについて、記者の方に質問していただく機会があるので、選手の気持ちが分かるからこそ、選手が秘めている思いなどを視聴者の方々にお伝えできたらと思っています」と意気込んでいる。

 選手たちに向けて「勝ち・負けを争う競技ですが、練習してきた成果を全力で出しきってもらいたいなと思っています」とエールを送り、「私もフィギュアスケートと女優、どちらも大好きなので、続けられていることに感謝し、これから先もずっと『滑って踊れる女優さん』を目指していきたいと思っています」と、目標も語っている。

 日本テレビの岡本和孝プロデューサーは、本田さんの起用について「高校サッカーの歴代応援マネジャーは、高校生年代のタレントさんに担当していただいています。今年、新型コロナウイルスの影響が予想される『第99回全国高校サッカー選手権大会』の応援マネジャーをどのような方にお願いしたら良いか考えた時に、タレントさんであると共に、アスリートとしての経験がある方にお願いをしたいと考えました。その中で挙がってきたのが本田望結さんです」と説明。

 さらに、「子役時代から女優として活躍されながら、アスリートとしてフィギュアスケートに取り組んでいます。今年、高校1年生になった本田さんは、12月の全日本選手権を目指してシニア大会に挑戦中です。今年、高校生たちにも自粛期間などがあり、部活動を制限せざるを得ない時期がありました。学校が休校となった時にどのように競技に向き合ったのか、家族や周りの方々からどんなサポートがあったのか。高校サッカーの全国の舞台を取材した時に、実際にプレーしている選手だからこそ感じられることがあり、またそれを視聴者に伝えていただけるのではないかと期待しています」と、メッセージを送っている。

 大会は来年1月11日まで。決勝は埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区)で開かれる。

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