三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で梶原景時で演じることが決まった中村獅童さんがコメントを発表。「歌舞伎では『梶原平三誉石切』という演目や、その他さまざまな演目にも度々登場し私自身も演じたことがあります。その人柄は、大悪人と言われることも多い、悲劇の武将『梶原景時』。でも三谷さんのことだからただの悪人というわけではないはず……。諸説ある歴史背景とともに、三谷さんがどのように描いてくださるか今からワクワクしています」と脚本に期待を寄せた。
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獅童さんは「鎌倉殿の13人」は7作目の大河ドラマで、同じ三谷さんの脚本で、2004年に放送された「新選組!」にも出演していた。
「(1989年の大河ドラマ)『春日局』は高校生のとき、歌舞伎以外のお芝居の経験がほとんどなく、手も足も出なく、出演部分のほとんどがカットされていました。もしかすると、その時の苦い思いが今日まで役者を続けてこられた要因になっているのかもしれません」と思い出話を披露。
改めて「三谷さんはいつも自分が知らない自分を引き出してくださいます。毎回台本をいただくのが楽しみで、読みながら一人でニヤニヤしています。今回もどのように描いてくださるかとても楽しみです」と三谷幸喜作品への思いを語った。
「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンターテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。
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