海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の山崎育三郎さんが、俳優の竹野内豊さん主演で4月にスタートするフジテレビ系“月9”ドラマ「イチケイのカラス」(月曜午後9時)にレギュラー出演することが3月10日、分かった。山崎さんが同枠の作品に出演するのは、2017年放送の「突然ですが、明日結婚します」以来、4年ぶり2度目。今作では、自由奔放な刑事裁判官・入間(いるま)みちお(竹野内さん)に振り回される正義感の強いクールな検事・井出伊織(いで・いおり)を演じる。
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井出は、みちおのお目付け役として東京地検第3支部へ異動してきた優秀な検事。みちおの自由奔放な言動に振り回されるが、次第にみちおの裁判官としての確固たる信念に気付き、一目置くようになるという設定。さらに、俳優の升毅さんが、井出とコンビを組む主任検事の城島怜治(れいじ)役で出演することも発表された。
ドラマは浅見理都さんの同名マンガが原作。絶対に冤罪(えんざい)を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官・みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走するイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く。黒木華さん、新田真剣佑さんらも出演する。
台本を読み終わった後の爽快感が印象的でした。井出の検事としての葛藤や、イチケイの皆さんとの関係性の中で生まれる絆がとても魅力的に描かれていると思います。井出は冒頭陳述などで事件の概要を説明していく役割でもあるので、セリフ量の多いシーンでもテンポの良さを意識しながら演じています。
今回、コンビのような間柄である升さんですが、お互い野球好きということもあって、撮影の合間はずっと野球の話をしています(笑い)。みちお役の竹野内さんはいつも穏やかな雰囲気で、座長として周りのことをよく見てくださっているのですごく信頼しています。今までになかった刑事裁判官をメインとした作品で、笑いあり、涙あり、家族みんなで楽しめるような内容になっています。1週間の始まりである月曜の夜にぜひ楽しんでご覧いただきたいです.
裁判については一般的な知識しかなかったのですが、台本を読んでいて、新しい知識が分かりやすく、テンポよく入ってくるので面白いと思いました。「被告人に判決を下す裁判官もまた、人間なんだ」という気付きもありましたね。裁判官と検察官は、本来なら一線を画す存在ではあるのですが、現場ではみんなとても仲良く、一つのチームのような雰囲気で撮影しています。竹野内さんは常に自然体で唯一無二の存在感ですし、黒木さんはとても気さくで気立てのいい女性です。山崎さんもクールで優秀な検事である井出にぴったりはまっています。「裁判劇」と聞くと堅苦しいイメージやサスペンスを想像されると思うのですが、このドラマはコメディー要素とシリアスな部分のメリハリがついています。裁判に対するイメージも変わると思うので、そこにも期待してご覧いただけたらうれしいです。
「イチケイのカラス」最大の売りの一つは、裁判官である主人公・みちおに周囲の人たちが振り回されることです。それは、有罪率99.9%を誇る検事も例外ではありません。若手エリート・井出と温情派ベテラン・城島による検事バディーが、公判でみちおのマイペースに巻き込まれ、検事としてあっと驚く行動を取ることも度々あり、そこにグッときたりクスッとなったりすると思います。他の作品では見られない“イチケイ”ならではの検事の活躍にご期待ください!
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