ライオンの隠れ家
最終話 僕たちの新しい始まり
12月20日(金)放送分
ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐さんが主演する連続ドラマ「泣くな研修医」(テレビ朝日系、土曜午後11時)が4月24日にスタートする。自身初の医療ドラマで、研修医という役どころを演じるにあたって、演技に勉強にと多忙な毎日を送る白濱さん。GENERATIONSのメンバーの存在が精神的な支えになっていると明かす白濱さんに、ドラマの魅力やメンバーとの絆を聞いた。
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ドラマは、現役外科医の中山祐次郎さんの小説デビュー作にしてベストセラーとなった同名小説(幻冬舎文庫)が原作。医師でありながら何も分からない研修医たちの青春群像劇とともに、現代の医療界が抱える問題を描く。白濱さんは、先輩医師に厳しい指導を受けながら、一人前の医師を目指すべく奮闘する研修医・雨野隆治を演じる。
出演が決まった際、「ジェネ(GENERATIONS)のメンバーはすごく喜んでくれましたね」と白濱さん。以前、ドラマで同じく研修医を演じた片寄涼太さんとはスクラブ(医療用白衣)の話題で盛り上がったといい、「ちょうど役作りで研修医についていろいろ調べている時に、『自分も勉強していた』っていうことを聞いて、共感できる部分は多かったですね」と話す。
GENERATIONSのリーダーも務めている白濱さん。インタビュー当日は、グループの次の展開に向けて会議があったというが、「連続ドラマに出演するってことは、グループの活動を任せることも多くなるのですが、言葉は交わさないですけど、1人がこっちで頑張ってくる分、(ほかのメンバーが)『家は守っとく!』みたいな支え合っている感じは昔からあります」とにっこり。「そこの部分はしっかりと意思疎通ができているので、ほかのメンバーに一任できています」と語った。
また、ドラマのタイトルバックで出演者が披露する“手洗いダンス”を考案したのは、メンバーの中務裕太さんだ。「自分が出演するドラマに、そうやって『GENERATIONS』のサポートが入るのはうれしいですね」と声を弾ませた。
今作で白濱さん演じる雨野は、1年目の研修医。外科医を目指し、同期の研修医たちと共に日々勉強中の頑張り屋だが、見えっ張りでおっちょこちょいな部分もある。
雨野というキャラクターについて、「自分と近いんじゃないかな」と話す白濱さん。「雨野は同期の研修医からいじられるんですが、自分もグループ内でよくいじられますし……(笑い)。あと、自分も、中学生の頃『EXILEになりたい』とか、大口をたたいていたんです。でも、大口をたたくっていうのは、自分が弱いからこそ無理して言っているところがあると思うので、そんな雨野の気持ちはよく分かりますね」
分からないことだらけの世界で悪戦苦闘する1年目の研修医という部分も、デビュー当時、芸能界という未知の世界に飛び込み、がむしゃらになっていた自身と重なる。そんな雨野がさまざまな壁にぶつかっている姿を見て、いまだ新型コロナウイルスが猛威をふるう日常の中で、新生活をスタートさせた人に「元気をもらってほしい」という。
「何も分からない不安な日々の中、“救い”とまではいかないかもしれませんが、そんな人たちの支えになれる作品になれたら」と力を込める。「この作品は医療現場にフォーカスしているので人の生き死にも描かれますが、すごくポップな部分もあるので、雨野のように新しい環境に身を置く方たちに、雨野と自身を重ね合わせながら楽しんでいただきたいですね」とメッセージを寄せた。
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