わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
女優の福原遥さん主演で、人気マンガを実写化したテレビ東京の連続ドラマ「ゆるキャン△」のシーズン2「木ドラ24『ゆるキャン△2』」(木曜深夜0時半)に出演中の箭内夢菜さん。前作から引き続き、野クル(野外活動サークル)の一員で、関西なまりで話すおっとり系女子高生・犬山あおいを演じている。原作マンガやアニメのファンにも好評な同作について、「前作を経験してみんなの絆も深まったし、『ゆるキャン△』の仲の良さをリアルにお芝居できていると思います」と手応えを明かす箭内さんに話を聞いた。
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「ゆるキャン△」は、テレビアニメ化もされたあfろさんの同名マンガが原作。女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子を緩やかに描く。2020年1月期にテレビドラマ化され、シーズン1とシーズン2をつなぐスペシャル版も3月29日に放送された。
シーズン2でも、福原さんがソロキャンプが趣味の主人公・志摩リンを演じ、各務原なでしこ役の大原優乃さん、大垣千明役の田辺桃子さん、斉藤恵那役の志田彩良さんらメインキャストは続投。箭内さんは「それぞれのキャラクターも出来上がっていて、それに合わせてくれたかのような台本になっていて、私も周りから『関西弁うまいよ』と言っていただけて、自信を持って演じることができました」と振り返る。
“イヌ子”こと犬山あおいについては「あおいちゃんはおっとりした性格で、お姉ちゃん(妹がいる)ということもあり、しっかりしていて、みんなと同じ距離感で接することができる。特に大垣とは仲が良くて、漫才コンビのボケとツッコミみたいな感じになってはいるのですが、例えば、なでしこちゃんから見たら優しいお姉ちゃん的存在でもあって、裏でみんなのことをサポートできる性格なのかなって思います」と印象を明かす。
また「あおいちゃんのおっとりしている部分は私に似ている」とも話す箭内さん。「私も長女、お姉ちゃんですし、普段、話す言葉は関西弁ではないのですが、口調も私自身に近い。だからやりやすかったです」と役への愛着を深める一方、「シーズン2のあおいちゃんは前作に比べて、テンション高めになっていて。それは監督から『もう少し元気な感じでいきたい』という話があったからなのですが、大垣とのツッコミとボケみたいな部分も結構、全力でやっています」と“おっとり”とした口調でアピールした。
昨年、二十歳の誕生日を迎え、今年は成人式だったという箭内さんは、「自分の意見をはっきりと言うようにはなってきました。自分でそうしようと意識した部分もあるのですが、今までは両親に頼って、言われた通りに、何となくやってきていた面もあったので、今はまずは自分で思ったことや考えを伝えて、その上で周りからの意見を聞いて、判断するようになってきました」と変化を明かす。
女優としては2018年の連続ドラマ「チア☆ダン」(TBS系)でのデビュー以降、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や「俺のスカート、どこ行った?」(共に日本テレビ系、2019年)などといった話題の学園ドラマに起用されてきた。
今後も「皆さんの印象に残る役をやりたいです」と話す箭内さんは、「これまで学園ものが多かったので、今後はもう少し年齢的にも上の役を、会社員とか。もちろん、今しかできないっていう意味で、学生役はやっていきたいのですが、あとはラブストーリーも挑戦してみたいです」と声を弾ませる。
また、箭内さんといえば、今年1月から人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系、日曜午後7時58分)の出川ガールに就任。出川哲朗さんが出演するコーナーのアシスタントとして、奮闘を続けている。
改めて「『イッテQ』の存在は私にとっても大きくて……」と実感する箭内さんは、「自分のやってることに対しての反響も目に見えて大きく、うれしいお言葉もたくさんいただきました。中途半端なことはできないっていう決心も深まったし、仕事に対する責任感も、今まで以上に増したと思います」と影響を語っていた。