息をひそめて:最終話“河川敷合唱シーン”の一部が公開 斎藤工が涙

「Hulu」のオリジナルドラマ「息をひそめて」最終第8話のワンシーン
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「Hulu」のオリジナルドラマ「息をひそめて」最終第8話のワンシーン

 俳優の斎藤工さんらが出演する動画配信サービス「Hulu(フールー)」で配信中のオリジナルドラマ「息をひそめて」の最終第8話の一部が公開された。公開された映像は、斎藤さん演じる高校の合唱部顧問・水谷光生が主人公の「この窓から見える世界が、僕の世界だ」のラストシーンで、光生が合唱部による「君のうた」を聴きながら涙する姿が収められている。

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 第8話では、光生が中止になった合唱コンクールで歌う予定だった曲を、卒業生を交えて歌おうと、現役部員たちに合唱コンサートの開催を提案する。コンサートは多摩川の河川敷に会場を手作りし、多摩川沿いの住民を招いて行われる……。

 斎藤さんは、合唱シーンの撮影について「このシーンは、現場にいる人間たち全員が奏でたものです。いい意味で、僕自身は感情をコントロールすることはできず、現場を作り出した皆さんへの反射の涙でした」と振り返っている。

 「息をひそめて」は映画「四月の永い夢」で知られる中川龍太郎監督と、綾野剛さん主演の映画「そこのみにて光輝く」の脚本を手がけた高田亮さんによるオリジナル作品。1話完結のオムニバス形式で、全8話で構成。夏帆さん、村上虹郎さん、安達祐実さん、三浦貴大さん、瀧内公美さん、光石研さんらが出演している。

 家に帰れず寮で暮らしたままの大学生、宅配のアルバイトをする娘と父親、在宅勤務で24時間顔を突き合わせることになる夫婦、最後の合唱コンクールが中止になった高校生など、コロナ禍の2020年を舞台に、多摩川沿いに暮らす人々のささやかな日常を描く。4月23日に全8話が一挙配信された。

 合唱で歌われる「君のうた」は、本作の音楽を担当したharuka nakamuraさんが書き下ろした楽曲。第1話からソロの楽器が重なり合い、第7話の独唱、最終第8話の合唱へとつながっている。

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