犬飼貴丈:「青天を衝け」で初大河 外国奉行支配・福地源一郎役 2年前は吉沢亮と“仮面ライダー兄弟”

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で福地源一郎を演じることが決まった犬飼貴丈さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で福地源一郎を演じることが決まった犬飼貴丈さん (C)NHK

 俳優の犬飼貴丈さんが、吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)に外国奉行支配・福地源一郎役で出演することが分かった。犬飼さんは今回が初の大河ドラマ。

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 演じる福地源一郎は、長崎で蘭学を学び、外国奉行の通詞として活躍。幕府の使節の一員として二度渡欧したことで開かれた文化を体感し、新聞記者への夢を抱く。維新後は大蔵省に入るが、やがてジャーナリストに転身。友人である栄一(吉沢さん)から、慶喜(草なぎ剛さん)の伝記を編さんしたいという相談を受ける。

 犬飼さんと栄一役の吉沢さんは、2019年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」でも共演。人気特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズ出身の2人が兄弟を演じ、放送当時話題となった。

 犬飼さんは「事務所の先輩の小池徹平さんが橋本左内役で出演されていたこともあり、僕も一視聴者として『青天を衝け』を見ていたのですが、まさかその世界に僕も出演させていただけるとは夢にも思っていなかったので、すごくワクワクしました。先輩が左内の人生をまっとうされたことで、なんだか後輩としてバトンを託されたような気持ちになっておりますので、それをしっかりと受け継いで走りきりたいなと思います」とコメント。

 「そして、福地源一郎としても、彼は外国に行っていろいろなものを見て、いろんなものに感化されて、日本でいろんなことに挑戦した人なので、その姿勢を見習って、初めての大河ドラマの現場でいろいろ見て、経験して、試して、頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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