終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第110回が5月7日に放送され、宮澤エマさん演じる栗子がこの世を去ったことが明かされた。
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千代(杉咲さん)と当郎(塚地武雅さん)が夫婦役を務めるラジオドラマ「お父さんはお人好し」の1時間特別版は見事に大成功。ナレーションで「『お父さんはお人好し』は、それから10年以上続く長寿番組として、誰からも愛される千代ちゃんの代表作となりました」と語られた。続くシーンでは、すでに栗子(宮澤さん)がこの世を去ったことがナレーションのみで判明(ナレ死)。仏壇の前で手を合わせる千代と春子(毎田暖乃ちゃん)の姿が映し出されると、SNSでは「えー!!!」「あああああ。栗子さん。。」「いきなり、栗子さん」「えー。栗子さんナレ死」などと視聴者に衝撃を与えた。
前日の第109回で、栗子が意味深に「いつまで渡せるか分かれへんしな」「何やったら今のうちに10年分まとめて渡しとこか」と千代に花籠(はなかご)を渡すシーンも登場していてが、「やっぱ栗子亡くなった」「何となくそんな気はしてたけど…」「あと1週なのに…」「フラグは立っていたけど、ナレ死…」「栗子さん、最終回までいて欲しかった…」とファンは“退場”を惜しんだ
栗子役の宮澤さんは自身の公式インスタグラムを更新。「とても個人的なお話なのですが」と切り出すと、「晩年の栗子は、誰よりも見て欲しかった亡きアメリカの祖母、リディアを想(おも)いながら演じました。リディアはいつも『あなたがやりたい映像のお芝居ができる様に寝る前にお祈りするわ』と言ってくれていました。栗子さんは、演劇をこよなく愛する祖母がもたらしてくれたギフトだと思っています」などと思いをつづっていた。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。
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