終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)に四ノ宮一雄役で出演中の久保田悠来さん。久保田さんといえば、特撮ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」(2013~14年)の呉島貴虎/仮面ライダー斬月役などで知られ、長身(身長180センチ)のイケメン&イケボ俳優として人気を集めてきたが、初の朝ドラとなった「おちょやん」では、ちょっと残念な“四ノ宮さん”として新たな一面を見せている。
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久保田さん演じる“四ノ宮さん”は第21週「竹井千代と申します」から登場。NHK編成部で、ラジオドラマ「お父さんはお人好し」を担当し、お父さん役の漫才師・花車当郎(塚地武雅さん)や脚本家の長澤誠(生瀬勝久さん)とは違い、当初お母ちゃん役に人気女優・箕輪悦子を推していた。
公式サイトのキャラクター紹介によると「場の空気を読んで、すぐに意見を変えるタイプ」ともあり、「お父さんはお人好し」のお母ちゃん役に竹井千代(杉咲さん)が決まると落胆の表情を見せたが、ラジオドラマが成功すると「竹井さんを起用した判断は間違いなかった」と手のひら返しで、視聴者の笑いを誘った。
また、五女・静子の家出騒ぎのときは、俳優活動をやめさせたい両親の前で「もったいない……と思います」と切り出すと、「もう一度、お嬢さんの話を聞いてやってください」と頭を下げ、イケメンぶりを披露したが、騒動の解決後、手柄アピールをスルーされ、残念ぶりを発揮。その後もたびたび残念な姿を披露する“四ノ宮さん”には「可愛い」との声が集まっていた。
5月10日放送の第111回でも、ラジオドラマのプロデューサー・酒井光一(曽我廼家八十吉さん)があせってブースに駆け込んできた際、ドアが激突する不運にも見舞われた“四ノ宮さん”。決して多くの出番があったわけではないが、「おちょやん」ファンをほっこりさせたことは間違いない。
「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。
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