俳優の佐藤健さんが主演を務める映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」(大友啓史監督)で、シリーズとして初めて、副音声付きで上映されることが5月14日、分かった。佐藤さん、大友監督、谷垣健治アクション監督の3人が登場し、本編に合わせて撮影当時の裏話などを語る。副音声付き「The Final」は5月22日、同「The Beginning」は6月19日から公開される。
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副音声は、無料のスマートフォン専用アプリ「HELLO!MOVIE」をダウンロードし、音声データを事前に入手。本編上映前にアプリを起動してイヤホンを装着すると、本編の音声を認識して映像に合わせた副音声が再生されるという仕組みだ。
副音声の収録を終えた佐藤さんは、「やはり最後の剣心と縁の戦いは、何回見てもどちらにも感情移入して入り込んでしまうので、心が疲れました(笑い)。僕が知らない裏話もお二人がしてくださったので、めちゃくちゃ楽しかったです」と振り返り、「剣心は自分の胸の内に思いを秘めているキャラクターなので、自分なりに“この時はこういう思いで演じていた”という気持ちを話したりしたので、楽しんでいただけたらと思います」とアピール。
また大友監督は「副音声を聞いて、『るろうに剣心』5作通して散りばめていたさまざまなことを知り、新たな発見をしてもらいたいです。ぜひこの機会にこの体験自体を楽しんでほしいです」と語る。谷垣監督は「僕らがアクションやそのバックステージについて語ることで、これまで見てきたアクションシーンをより立体的に感じてほしいと思いますし、あの早い動きの一つ一つもはっきり見えてくるはずです(笑い)」とコメントしている。
同時に、新たなテレビスポット映像も解禁された。映像には、神木隆之介さん演じる瀬田宗次郎の姿も映し出されている。
「るろうに剣心」は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣心が明治維新後、不殺(ころさず)を誓った流浪人(るろうに)として、新時代の生き方を模索する姿を描いた和月伸宏さんの人気マンガ。1994~99年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化された。実写映画は、これまでに「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の3作が公開された。
最終章は、剣心の“十字傷の謎”に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、志々雄真実を操っていた“シリーズ最恐の敵”雪代縁との戦いを、幕末、明治を通して描く。最終章の第1弾「The Final」は公開中で、第2弾「The Beginning」は6月4日に公開。
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