女優の清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第1回が5月17日に放送され、仙台での平均視聴率(世帯)は22.3%(ビデオリサーチ調べ・以下同)を記録したことが分かった。また、関東は19.2%、関西は18.7%だった。
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制作統括の吉永証チーフプロデューサーは、「例年より約1カ月半遅れの放送スタートになりました。ご覧いただいた皆様、ありがとうございます。主人公のモネは、天気予報の可能性に目覚め、人の役に立ちたいと願って、少しずつ成長していきます。そうしたモネを、宮城県の登米(とめ)と気仙沼の豊かな風景と人々が、優しく包み、導いてくれます。視聴者の皆さんが、毎朝モネやその家族、仲間たちの姿を見て、今日も一日頑張ろうと思っていただけたら、何よりうれしいです。半年間、どうぞよろしくお願いします」とコメントを寄せた。
「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。
第1回では、2014年春、宮城県気仙沼市の離島・亀島で育った永浦百音(ももね、清原さん)は、高校卒業を機に、内陸の登米(とめ)市の大山主・新田サヤカ(夏木マリさん)の家に下宿して、森林組合の見習い職員として働き始める。サヤカは百音の祖父・龍己(藤竜也さん)と旧知の仲で、百音は彼女の元で山や木について学んでいた。父・耕治(内野聖陽さん)は、家を離れた娘を心配して、頻繁に電話をよこすが、百音は忙しくしていて、なかなか連絡が取れない……と展開した。
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