放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
阿部寛さん主演の連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)。2005年に放送された人気学園ドラマの続編で、阿部さん演じる弁護士・桜木建二のもと、落ちこぼれの高校生たちが東大入学を目指し、東大専科クラスで受験に奮闘する姿を描く。本作では、約1000人からオーディションで選ばれた、東大専科の生徒役キャストが話題を呼んでいる。今回は早瀬菜緒役の南沙良さんについて、視聴者が思う「ココがすごい!」ポイントを紹介する。
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南さん演じる菜緒は、今まで何かに本気で打ち込んだことがない“イマドキ”女子で、飽きっぽい性格を変えるべく東大専科に入った。勉強熱心な藤井遼(鈴鹿央士さん)や小杉麻里(志田彩良さん)の姿に圧倒されるなど、プレッシャーを感じやすい一面もある。
第7話(6月6日放送)では、専科の7人が東大模試を受けることになり、模試で合格の見込みがないと判断された者は専科をやめなければならなくなった。模試に備えて勉強対策を行う桜木だったが、菜緒は焦りから追い詰められていた。
模試当日、思うように力を出せずに終わった菜緒は、専科をクビになる不安に駆られ、自ら教室を飛び出した。しかし、桜木は菜緒に受験を諦めないように説得。後日、模試の結果がE判定だった菜緒に、桜木は「E判定の生徒をクビにするとは言っていない。“合格の見込みがない”生徒をクビにすると言った」と告げ、菜緒は引き続き東大合格を目指すことに……と展開した。
同話では、菜緒が不安な思いを抱え、涙をこらえようとするもあふれ出してしまう場面が登場。SNSでは「南沙良ちゃんの涙、美しすぎる」「泣き方のタイミングや表情がピカイチ」「感情表現が好き」「とてもリアルでよかった」「泣きの演技にやられた」などと話題になった。
劇中では桜木や専科の生徒たちに対し、感情のままに思いをぶつけるシーンも度々描かれてきた。南さんは菜緒として、周囲との違いに焦りを覚えたりと、揺れ動きやすい等身大の高校生の姿を“リアル”に表現している姿も印象的だ。
菜緒の言動には、視聴者からも「めちゃめちゃ共感」「気持ち分かるなあ」といった声が上がっており、南さんの演技も「等身大の女子高生を自然に演じててすごい」「良い意味で普通の子に見える」「うそっぽいところがないのがいい」と反響を呼んでいる。
放送前の取材で南さんは、菜緒役を通して「皆さんに共感できるポイントを作れたら」と語っていた。文字通りの“有言実行”で、視聴者の共感を呼び、実力を証明しているといえるだろう。
20日に放送される第9話では、いよいよ東大受験に突入。より一層不安や緊張が増す状況の中で、菜緒はどのような動きを見せるのか。ラストスパートでの姿にも注目したい。
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