青天を衝け:駒井蓮が大河デビュー 井上馨の養女・末子役 美貌と博学ぶり、やがて「社交界の華」

大河ドラマ「青天を衝け」第35回から井上末子役で登場する駒井蓮さん (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」第35回から井上末子役で登場する駒井蓮さん (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第35回「栄一、もてなす」が11月14日に放送される。同回から、女優の駒井蓮さんが、井上馨(福士誠治さん)の養女・末子役で登場する。駒井さんは大河ドラマ初出演。

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 駒井さんは、2000年12月2日生まれの20歳。ファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)の専属モデルを経て、女優として活動。昨年、映画「朝が来る」(河瀨直美監督)に出演し、今年6月に公開された「いとみち」(横浜聡子監督)では主演を務めた。

 演じる井上末子は、井上馨のめいであり養女。14歳のころ、井上夫妻に従ってイギリスで2年間を過ごす。勝ち気な性格で、英語も社交術もお手のもの。同年代の歌子(小野莉奈さん)も影響を受ける。その美貌と博学ぶりから、やがて社交界の華となる。

 駒井さんは出演発表の際、「初めて大河ドラマに参加させていただくことになり、本当にうれしいです。また、以前から『青天を衝け』を拝見していたのですが、時代が多様に変化する中で突き進む人々のエネルギーに圧倒されていました。末子は、堂々さとしなやかさ、そして世界に開けた心をもち合わせた人物だと思っています。末子なりの時代との向き合い方を模索しつつ、ワンシーンワンシーン楽しんで撮影に臨みたいです」と意気込みを語っていた。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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