上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第17回が11月23日に放送された。
ウナギノボリ
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「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
第17回では、1945(昭和20)年。安子(上白石さん)は赤子のるいを連れて橘家に帰り、久々にひさ(鷲尾真知子さん)や金太、小しず(西田尚美さん)たちと思い出話に花を咲かせ、温かな時間を過ごす。しかし、戦況は悪化の一途をたどり、B29による爆撃は東京、大阪と次々に市街地を襲い、とうとう岡山でも空襲が始まる。安子は娘のるいをおぶって、焼夷(しょうい)弾が降る中を必死に逃げ惑う……という展開で、橘家の家族も犠牲に。金太(甲本雅裕さん)の悲痛な叫びが視聴者の反響を呼んだ。
焦土と化した町で金太を見つけた安子。ひさと小しずの安否を聞くと、金太は「防空壕(ぼうくうごう)は焼夷弾に焼かれて中の者は皆……。わしが言うた。あの防空壕に入れ言うて待っとけえ言うて」と放心状態。「小しずー! 母ちゃーん! すまん! すまん! わしが言うた!」と泣き叫ぶ姿が描かれた。
SNSでは「まさかすぎてしばらく呆然としてしまった」「涙があふれて止まらなかった」「覚悟してなかったから泣いてしまった」「金太さん悔やんでも悔やみ切れないよな」「子どもがいることはひとつの希望だ」「甲本さん本当にすごい」「しんどいけど……その描写は大切だよね」と、さまざまな声が寄せられた。
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