カムカムエヴリバディ:上白石萌音の英語力にスタッフも驚き 本番前は「レベルを落とす作業」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雉真安子を演じる上白石萌音さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雉真安子を演じる上白石萌音さん (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第6週では、同局の人気番組「みんなで筋肉体操」の“筋肉アシスタント”で知られる庭師の村雨辰剛さんが、米軍将校のロバート・ローズウッド役で登場。英語を学び始めた安子(上白石さん)が、生の英会話を初めて交わすシーンなどが放送された。第6週の演出を担当し、上白石さんの英語力に「『すごいなぁ!』としか言いようがないです」と驚かされたという二見大輔さんに、英会話シーンのエピソードを聞いた。

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 小学校3~5年生の間、両親の仕事の都合でメキシコに住んでいたこともあり、語学堪能なことで知られる上白石さん。帰国後も英語への情熱は冷めることなく、英検2級を取得しており、NHKのラジオ英会話のテキストで連載を抱えるなど、英語と縁深い。

 今年4月に行われた「カムカムエヴリバディ」の取材会では、上白石さんは英語に興味を持ったきっかけを「物心ついたころから、自宅から5分ほどのところに、英会話の先生が住んでいらして。そこが遊び場みたいな感じだったので、2、3歳のころから習いに行っていました。それが出発だったと思います」と明かしている。幼いころから英語に慣れ親しんでおり、レベルの高さは折り紙付きだ。

 そんな上白石さんの英語力について、演出の二見さんは「上白石さんがあまりにも英語が堪能なので、劇中で安子のレベルをどう落としていくかという点に苦心しました」といい、「安子はラジオで英語講座を続けてきた娘なので、安子の方が上白石さんよりレベルが低いはずなんです。レベルを落とす作業を撮影前、ロバート役の村雨辰剛さんと一緒に本読みをしながら、作り上げていきました」と語る。

 安子が話している英会話は「英語指導の先生に聞き、『毎日ラジオ英語講座を聴いていれば、このぐらいになる』と保証してもらっている」レベルだといい、「ドラマは展開が早いので、『なんで安子はこんなにペラペラなの?』と思う方もいらっしゃると思いますが、それだけラジオ英語講座を聴いてもらえれば、視聴者の方も、安子のように話せるかもしれない、という希望も込めて演出しました」と説明していた。

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