カムカムエヴリバディ:3世代で“あんこのおまじない” 100年のファミリーストーリーが大団円 「ロス」広がる

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回(第112回)が4月8日に放送。半年にわたって描かれた100年のファミリーストーリーが大団円を迎え、ネットではすでに「ロス」の声が広がっている。

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 最終回では、ひなた(川栄さん)とるい(深津さん)が、再び来日した安子(森山良子さん)と再会。そこでひなたは、安子から米国留学の話を持ちかけられる。また祖母、母、娘の3世代がそろい、「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ……」と“あんこのおまじない”を唱える場面もあった。

 時は流れ2025年。映画村を訪れたひなたは、ラジオ英語講座の共演者、ウィリアム・ローレンス(城田優さん)と遭遇する。ローレンスは、かつて叔父と共に来た映画村を懐かしがって久しぶりに訪れたことを明かすと、例のキーホルダーを落とす。そこでひなたの初恋相手のビリーであることが判明した。ひなたは「大月」へ回転焼きを食べに行くことを提案する。2人の未来を予感させるカットで、3世代続いた物語がハッピーエンドを迎えた。

 最終回の放送終了後から、SNSでは「ドラマで初めてロスに陥った気がする」「あーん、終わってしもーたー」「とにかく大団円過ぎて、涙より笑顔の多い最終回でした」「わあ、ラスト1分に最後の伏線回収した! 脚本すごかった!」「みんなよかったねえ〜。という素晴らしい最終回だったわ」「サイドストーリーの続編希望です」「100年物語の伏線回収がよく作り込まれているすてきな最終回でした」といった投稿が相次いだ。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描いた。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつないだ。

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