海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第20回が5月6日に放送された。同回のラスト、家族や友人、さまざまな人たちが見守る中で、“決意表明”したヒロイン・暢子(黒島さん)に、SNSでは視聴者から多くの反響の声が上がった。
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「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子たち4兄妹の笑いと涙の物語。
料理の腕を見込まれ、親友の料理部部長・前田早苗(高田夏帆さん)から、「産業まつり」の料理大会の助っ人を頼まれた暢子。「やんばるそば」を作り、料理部一丸で、ライバル校に挑む……というのがこれまでの展開。
第20回では、料理大会の結末が描かれた。スープをこぼしてしまい、「やんばるそば」を作れなくなってしまった暢子たち山原(やんばる)高校。窮地の中、暢子は残った材料から、「やんばるそば」の代替メニューとして、ナポリタンを作ることを思い付く。やんばるの野菜をふんだんに使用した新メニュー「やんばるナポリタン」は大好評。暢子たち山原高校は、ライバル・南山原高校にも勝利し、1等賞に輝いた。
表彰式では、大会前は険悪ムードだった南山原高校の料理部長・屋良ひとみ(池間夏海さん)とも互いの健闘をたたえ合う。ひとみは「やんばるそば、おいしかった。今度、ナポリタンも食べさせて」と暢子と握手を交わした。
表彰式のステージで、早苗たち料理部の面々から「料理長」「お願いします」と口々に代表者スピーチを任された暢子。緊張した面持ちであいさつすると、「おいしいものを食べるのは最高だけど、食べてもらうのも最高です! でーじ、ちむどんどんしました!」と満面の笑みを見せる。しかし、続けて、自分が今就職活動中であることや、将来やりたいことが分からずにモヤモヤしていたことを打ち明けると、途中で涙を流して言葉に詰まってしまう。
そんな中、家族や友人たち、そしてひとみや来場客からも「頑張れ!」「やんばるナポリタン最高」「また食べたいよ!」と激励を受けた暢子は、どこか吹っ切れたように泣き笑いしながら、「ウチはレストランで働きたい! 東京に行って、料理人になりたい! コックさんになりたい! やりたいこと、見つかりました! たった今!」と高らかに宣言するのだった。
SNSでは「暢子の涙と笑顔に朝から泣いた~」「やりたいこと見つかって良かった」といった声や、「テンション上がっちゃって、その気になって後先考えずに宣言しちゃう暢子、やっぱり賢秀の妹ーーー!!」「ここで場の空気にテンション上がって自分の気持ちを伝えてしまう賢秀の妹なのよ暢子」などと、長男の賢秀(竜星涼さん)と比較するコメントも見られた。
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