マイファミリー:解放できる人質は一人だけ “東堂”濱田岳の苦悶の表情と涙の選択に「苦悩が痛いほど伝わってきた」の声(ネタバレあり)

ドラマ「マイファミリー」第8話の一場面(C)TBS
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ドラマ「マイファミリー」第8話の一場面(C)TBS

 二宮和也さんが主演するTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「マイファミリー」第8話が5月29日、放送された。濱田岳さん演じる東堂樹生が、解放できる人質について、5年前に誘拐された娘・心春(野澤しおりさん)と、現在誘拐されている阿久津(松本幸四郎さん)と絵里(森脇英理子さん)の娘・実咲(凛美さん)のどちらかを選ばなければならない展開に。視聴者からは、「東堂の苦悩が痛いほど伝わってきた……」「濱田岳の独壇場だった……素晴らしすぎた」などの声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第8話では、東堂が、鳴沢温人(二宮さん)の娘・友果(大島美優さん)と、三輪碧(賀来賢人さん)の娘・優月(山崎莉里那さん)を誘拐したと自白。どんな手段を使ってでも心春を助けたいと考えた東堂が、模倣犯となって犯人の情報を得ようとし、妻・亜希(珠城りょうさん)の妹・鈴間亜矢(藤間爽子さん)を仲間に入れ誘拐を実行したと、温人らに明かす。

 友果の誘拐事件が解決した後、東堂のもとに、心春を誘拐した犯人から連絡が入る。心春が生きていると聞いた東堂は、涙ながらに、なんでもするから心春を返してほしいと訴える。犯人からは、今度は優月を誘拐するよう指示され、実行に移したのだった。

 そんな中、東堂の元に、犯人から「取引は中止します」と連絡が入る。警察が捜査に動いていることを理由に実咲の殺害を予告する犯人に、東堂は今ある金と人質の交換を提案する。東堂の提案を了承した犯人だったが、「ただし、返すのは心春さんか実咲さんのどちらか1人だけです」と告げる。東堂は二人の解放を希望するが、犯人からは「それなら取引は中止です」と言われてしまい……。

 目に涙を浮かべながら、「実咲ちゃんは無事なんだよな? 心春ちゃんも生きているんだよな?」と確認した東堂は、苦悶の表情を浮かべながら「実咲ちゃんと交換してくれ」と訴えるのだった。

 SNSでは、「これ、ドラマで見せるレベルの演技じゃないわ。人質二人のどっちを解放するか選べと言われて『実咲ちゃん』て言葉を絞り出すまでの苦悩の表情がすごすぎ」「人質の選択を強制されて絞り出すように、実咲ちゃんを選ぶときの声と表情……すさまじかった」「鳥肌ものでした……素晴らしかった」「圧倒的……こんなにも苦悩する演技が上手い人だとは知らなかった」といった絶賛の声が上がった。

 なかには、「東堂役は濱田岳にしかできないでしょ! 押し殺していた苦悩、罪悪感が飽和して決壊していく様の表現」という意見も上がるなど、注目を集めていた。

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