良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」に、俳優の溝端淳平さんが今川氏真役で出演することが7月14日、明らかになった。溝端さんは初の大河ドラマで「役者をやり始めた頃から、大河ドラマに出演するということは大きな目標でした。いつか自分もという思いを持ち続け、念願がかないました。これまでの経験を生かしながらも、初心にかえり丁寧に自分なりの今川氏真を創っていきたいと思います」とコメントを寄せた。
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今川氏真は今川義元の嫡男。坊ちゃん育ちのプライド高い御曹司だが、実は偉大な父を持つがゆえの劣等感に苦しみ、義元が目をかける元信(のちの徳川家康)にも、コンプレックスを感じている。今川家を譲り受けるが、桶狭間の戦いで義元が討ち死にしたことで、その運命が大きく揺らぐ。
“なすことすべて裏目に出る”今川氏真について、溝端さんは「今川氏真は、戦国武将の中でも特に数奇な生涯をたどった人だと思います。血筋も育ちもいいサラブレッドですが実は劣等感の固まりでもあり、父親に認められたい、家康を越えたい、という一心で武人としての研鑽を積みながらも、自分に才能が無いことにもがき苦しむ、人間くさい人物という印象です」と話す。
「家康とは兄弟のように育ちますがやがて決別し、敵となってしまいます。その後全く違う道を進んでいきますが、豪傑たちが台頭する戦国時代の中で、お互い根底には一番近いものがあるような気がします」と語っている。
「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。
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