今週の「徹子の部屋」:篠原ともえ「退路を断つ」思いで夫と始めたデザイン事務所 水野真紀、30年ぶり大学生活振り返る

7月29日放送の「徹子の部屋」に出演する篠原ともえさん=テレビ朝日提供
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7月29日放送の「徹子の部屋」に出演する篠原ともえさん=テレビ朝日提供

 7月25~29日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)のラインアップが発表された。25日は演歌歌手の坂本冬美さん、26日はお笑いユニット「おいでやすこが」、27日は女優の水野真紀さん、28日は昨年~今年に逝去した方たちの「追悼特集」、29日はタレントの篠原ともえさんが登場する。

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 坂本さんはコロナ禍で、バルコニーでの野菜作りに心癒やされてきたと話す。コロナ禍を機に始め、話題になっているYouTube動画も紹介する。和歌山出身の坂本さんだが、母が漬けた梅干しを、お守りのように大事に保存していることも明かす。

 おいでやすこがの2人は、番組初登場。2人共、40歳を過ぎた今、やっと芸人の仕事だけで食べられるようになったといい、支えてくれた妻のおかげだと話す。番組では、黒柳さんの指示でそれぞれ妻に感謝の言葉を述べることに。しかし、暴走を始める黒柳さんの驚愕の行動に、2人は翻弄(ほんろう)される。

 2018年、48歳で聖心女子大に編入学したことも話題になった水野さん。仕事と子育てと学業を両立しながら、2021年3月に同大を卒業した。約30年ぶりの大学生活では、満員電車の通学や、パソコンでの資料作りに苦戦したと振り返る。大学では教育実習などを経て、卒業時には「幼稚園教諭一種免許」を取得。働くお母さんたちの手助けになればと思い、実習した幼稚園で現在、ボランティアをしていると明かす。

 「追悼特集」では、柳生博さん、宝田明さん、葛城ユキさん、藤子不二雄Aさんらを特集する。柳生さんは、船長を夢見て入った商船大学で挫折した話や、移住して築いた八ケ岳倶楽部への思いを語っていた。宝田さんは、戦時中に生き別れた兄と再会した衝撃のエピソードを話した。葛城さんは、名曲「ボヘミアン」大ヒットの裏に隠された壮絶なデビュー秘話を告白。藤子不二雄Aさんは、寺の息子ならではの変わった食生活を明かした。

 2019年、アートディレクターの池澤樹(たつき)さんと結婚した篠原さん。翌年には「退路を断つ」思いで、夫婦でデザイン事務所を立ち上げた。コロナ禍での五里霧中な船出だったが、父の言葉にも背中を押され、ひたすら受注した仕事を頑張ってきたと振り返る。そんな努力も実って、今年5月、100年以上の歴史があるニューヨークの広告賞「ニューヨークADC賞」で銀賞と銅賞の2冠を達成した。デザイナーになることを勧めてくれた吉田拓郎さんとの秘話も明かす。

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