水野真紀:志村けんさんとの“忘れられない”エピソード披露 「魔法のレストラン」放送20年で

番組「水野真紀の魔法のレストラン」に出演している(左から)河田直也アナウンサー、V6の長野博さん、水野真紀さん、ロザンの菅広文さん、宇治原史規さん
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番組「水野真紀の魔法のレストラン」に出演している(左から)河田直也アナウンサー、V6の長野博さん、水野真紀さん、ロザンの菅広文さん、宇治原史規さん

 2001年4月にスタートし、20年目を迎えたMBSのグルメ情報番組「水野真紀の魔法のレストラン」(毎週水曜午後7時)に出演する水野真紀さん、人気グループ「V6」の長野博さん、お笑いコンビ「ロザン」、同局の河田直也アナウンサーがこのほど、20年目を迎えた感想や心に残ったエピソードなどを語った。水野さんは、同番組の初回ゲストで、新型コロナウイルス感染のため3月29日に死去した志村けんさんとの思い出を明かした。

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 水野さんは当時の志村さんとの収録について「番組当初のセットが、バーカウンターなどもある今までにない斬新なセットで、その関係で番組が始まったばかりで慣れないということもあり、すごく収録が押して夜の12時を回ってしまったんです。それでも志村さんは、落ち着いた感じで怒る様子もなく付き合ってくれたことを、とても覚えています。あれだけのベテランの方が……。一般の方がコントとかで見る志村さんとは、また違う志村さんがそこにいました。あの大変だった収録初日は忘れられません」と振り返った。

 水野さんは、番組が開始した当初について「最初番組プロデューサーから『(干支の1周の)12年頑張りたい』といわれていたが、それがいまや1.5周を越えての20年目なので、ただただ驚いています。番組名が『水野真紀の魔法のレストラン』と自分の名前を冠にいただいていますが、スタッフの努力によってどんどん内容が変わりながら続いてきたので、みんなの努力があっての20年目だと思います」と話し、「本当に一つ一つのピースが積み重なっての今だから、今だけを評価してもいけないし、本当にきちんと後ろを振り返って今まで続いたということに、ただただ感謝です」と語っている。

 長野さんは「僕はこの番組に途中から参加させてもらっていますが(現在8年目)、20年ってすごいですね。これだけ続く番組って、歴史にも残りますしね。当初の目標の12年でもすごいのに。そんな番組に関わらせていただき、ありがたいし、楽しいです。なんか本当にこの番組は歴史を感じますし、内容も濃いですし、すごいなという感覚です」とコメント。

 また、水野さんは20年間で変化したこととして「(ロザンの菅広文さんに)本性を掘り起こされたこと」と明かした。「普段からちょっとお財布を締めるとこがあるんです。割と人に対してはお金を払うんだけど、自分や家族に対しては『これ以上のぜいたくはいらないでしょ』と“締まり屋さん”なところがある」と話し、「その部分をうまいこと(菅さんに)掘り起こされました。『賢く見せるのはうまい』みたいだけど、実はとてもバカなんです(笑い)。ちょっと頭が切れるようなイメージを周りの皆さんが持ってくれるみたいだけど、本当は数字にも弱いし、全然なんですよ。そんな私のバカなポイントを(菅さんが)ちゃんと見抜いて突っ込んでくれているのが『おー、いいね!』と思います」と語っている。

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