アメトーーク!
ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
女優で、歌手としても活躍する福原遥さんが、ファーストアルバム「ハルカカナタヘ」を6月にリリースした。ヒロインを務める次のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(10月3日スタート)の撮影のため、大阪に長期滞在している。「がむしゃらにやっています」「大切に演じたいという思いでいっぱい」と語る福原さんに、撮影の手応えやアルバムへの思いについて聞いた。
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「舞いあがれ!」で福原さんが演じるのは、ものづくりの町・東大阪市の町工場で生まれ育った岩倉舞。飛行機への憧れから、大学で人力飛行機サークルに入り、作り手として活動する舞だったが、ひょんなことからパイロットに転身。自ら大空で飛ぶことを経験し、感動を覚え、旅客機のパイロットを志すようになる。
福原さんは現在、撮影のため大阪に長期滞在している。大阪の印象は「皆さんハッピーで明るいですし、食べ物もおいしいですね」と語る。ドラマは大阪や長崎・五島列島などが舞台となる。ロケで多忙のため「(大阪周辺は)そこまで観光できていない」というが、「心斎橋などにも行きたいですね」と目を輝かせる。
撮影の手応えを聞くと、「台本を読んですごく感動しました。私だけではなく、周りの方もそう感じています。素晴らしい脚本なので、大切に演じたいという思いでいっぱいです」という。「私自身まだまだ未熟なので、大先輩のキャストの方々とお芝居をさせていただき、今までにない感覚を味わっています。掛け合いなどを勉強させていただき、がむしゃらにやっています」と語る。
舞の父・浩太を高橋克典さん、母・めぐみを永作博美さん、兄・悠人を人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さん、五島列島に住む祖母・才津祥子を高畑淳子さんが演じる。家族役のキャストについて「本当に優しいです。お父ちゃん、お母ちゃん、ばんばと呼ばせていただいています」といい、「お父ちゃんはいつも『疲れてない? 頑張ってよ』と励ましてくれて、入浴剤をプレゼントしていただきました。永作さん、高畑さんからもお芝居について教えていただいています。空き時間にみんなで、アプリの顔交換で遊んだり、にぎやかに過ごしています」と撮影の裏側を明かす。
6月8日にリリースしたアルバム「ハルカカナタヘ」には、2019年にアニメ「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS」のエンディングテーマとなった1枚目のシングル「未完成な光たち」、2020年に発売した「透明クリア」、自身も声優として出演したアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦」のエンディングテーマ「風に吹かれて」などが収録されている。
2021年10月期に放送された主演ドラマ「アンラッキーガール!」の主題歌で、ロックバンド「OKAMOTO’S」とのコラボ曲「Lucky Day’s feat.OKAMOTO’S」や、HiplinさんやRin音さんが参加し、「変態紳士クラブ」のGeGさんがプロデュースした「道標」なども収められている。
福原さんは「今回はいろいろな方とコラボさせていただいたのが大きくて。自分の今まで歌ってきた楽曲とは、まったく違う楽曲になっていて、すごく貴重な経験になりました」と振り返る。「自分にとっても、音楽への寄り添い方、向き合い方も変わるきっかけになりました。曲にどうやって思いを乗せたら伝わるのかと、考えることが多かったです」と思いをはせる。
自身も気に入っている楽曲の一つが、リード曲の「道標」だ。「この先も自分にとって大切な楽曲になるんだろうな。GeGさんの作り出す世界観もそうですし、 HiplinさんとRin音さんの歌声も素晴らしくて、関わらせていただけただけで光栄でした」と語る。
同曲では初めて作詞にも挑戦した。「星が出てくるような、切ない夜空の世界観」を描きたかったといい、「自分が今、感じていることや、素直に思っていることを書ければいいなと思っていました。大切な人を思い浮かべながら、自分がお仕事をしていてなかなか会えない仲間と『大きくなったら大きなステージでまた会おうね』と約束した思いを書かせていただきました」と思いを語った。