堀田真由：映画出演20本目でホラー主演に「光栄」と喜び　「新たな自分に出会えるんじゃないか」と期待も

　女優の堀田真由さんが8月27日、東京都内で行われた主演映画「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」（白石晃士監督）の初日舞台あいさつに白石監督らと登場した。今作が20本目の映画出演作で、WOWOWで放送されたドラマ版でも主演を務めている堀田さんは、「デビュー作がWOWOWさんだったので、『いつかWOWOWさんで主役を演じられたらいいな、原点に戻ってこられたらいいな』と思っていた」と胸の内を明かし、「20作品目という節目で、白石さんの作品に出演させていただけて光栄でした」と感慨深い表情で思いを語った。

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　今作は、白石監督が演じるホラー映画監督・黒石光司の視点で撮影された、主観映像のホラー作品。堀田さんは、白石監督から「まさかこんな作品とは思ってなかったでしょ？」と聞かれると「はい」と苦笑いを浮かべて即答。続けて「脚本を読ませていただいて、いい意味で『どんな映像になるんだろう』というのが想像できなかったんです」と振り返り、「未知だからこそ、新たな自分にも出会えるんじゃないかなと思って出演させていただきました」と当時の心境を明かしていた。

　劇中で、主人公の助監督・市川美保を演じている堀田さんは、自身と似ている部分を聞かれると「似ている部分はないです（笑い）」としつつ、「市川の『助監督なんで判断早いんすよ』というせりふが何度か出てくるけど、そのせりふが頼もしくて、彼女がすごく好きになりました」と役への思いも語った。

　映画は、「祟（たた）りの森」を舞台に、映画監督や助監督らが次々と迫る恐怖から逃げ惑い、時に立ち向かう姿を描く。7月22日からWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドでドラマ版も放送・配信された。

　舞台あいさつには飯島寛騎さん、筧美和子さんも出席した。