舞いあがれ!:“永遠の3回生”空さん役で注目 新名基浩は「鎌倉殿の13人」にも出演 演じたのは?

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で新名基浩さん演じる空山樹 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で新名基浩さん演じる空山樹 (C)NHK

 福原遥さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)第20回が10月28日に放送され、新名基浩さん演じる人力飛行機サークル「なにわバードマン」のメンバー・空山樹に注目が集まった。

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 第20回では、テスト飛行でバランスを崩し墜落したスワン号。パイロットの由良(吉谷彩子さん)は左脚を骨折し全治2カ月と診断される。刈谷(高杉真宙さん)は設計ミスが原因だと自分を責める。そんな中、記録飛行を諦めきれない鶴田(足立英さん)と、諦めるべきだと主張する刈谷。由良の代わりとなるパイロットが見つからないと、記録飛行はできない。

 メンバーからは、舞(福原さん)なら由良と体格が近いので、代役になりうるのではという意見が出る。

 舞は由良の代わりにパイロットを引き受けるべきか。由良からは「やったらええ」と背中を押され、徐々に気持ちが傾きつつある中、部室を訪ねると、空山が一人作業していて……。

 舞が「空さん……、何で?」と尋ねると、空山は「七つ」とぽつり。それは今まで自分が触れてきた人力飛行機の数で、思い出話を舞に聞かせると、スワン号のプロペラは、イカロスコンテストで3位に入ったターミガン号の魂を受け継いでいると説明し、「こんスワン号が僕が触る最後の人力飛行機」と思い入れの強さをのぞかせる。

 さらに「ここは僕の居場所やったっちゃけど、もう卒業して地元の宮崎に帰らんといかん」と明かし、「きれいやとよ。飛行機が空を飛ぶとき、長い翼(よく)がしなって、本当にきれいやと。僕はスワン号が飛ぶところを見たいとよ」と語り、舞も目に涙を浮かべる。

 そして舞が、「私にパイロット、やらせてください」とサークルの部長・鶴田葵(足立英さん)に決意を伝えるところで同回は終了した。

 3度留年し、“永遠の3回生”と呼ばれ、これまで自分からしゃべることがなかった“空さん”の熱い思いに、視聴者も反応。SNSでは「空さん、しゃべった!」「空パイセンがしゃべった!」「空さん、優しい語り口でなぜか泣ける…」「空さんの想(おも)いが言葉になってあふれ出る。涙で出てきた」「ここで永遠の3回生先輩にしゃべらせることで効かせてくるのか…。グッとくるな~」と盛り上がりをみせた。

 空山役の新名さんは、放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演。安達盛長(野添義弘さん)の嫡男・安達景盛として、第28回「名刀の主」(7月24日放送)に登場し、妻のゆう(大部恵理子さん)をめぐって、頼家(金子大地さん)とひともんちゃくあり、あやうく父もろとも首をはねられそうになったりもした。

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