放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
女優の吉高由里子さん主演で、2024年に放送されるNHKの大河ドラマ「光る君へ」で、藤原道長を俳優の柄本佑さんが演じることが11月8日、明らかになった。同日に東京・渋谷の同局で行われた会見で発表された。制作統括の内田ゆきさんは、柄本さんについて「たたずまいから、女性をワクワクさせるのではなく、ザワザワさせるものを持っている俳優」だと話し、「脚本の大石静さん、演出と話して柄本佑さんしかいないんじゃないかとお願いしました」と起用理由を明かした。
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「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した女性。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
藤原道長は、紫式部の執筆に欠かせない存在として登場。生涯心を寄せ、陰に陽に影響を与え合う“パートナー”として描いていく。内田さんは「紫式部にとって愛情よりも深い、心の奥底でつながれた、離れようにも離れられない男性で、彼女の才能を花開かせた男性でもあります」と説明。また、「歴史では抜腕の政治家として出てきますが、実は名家の生まれではありながら末っ子で、のんびりと育っているダークホース中のダークホース」と語った。
人物を描く上で「ある種の生々しい男性を感じたいというのが制作陣にあり、アイドル的な美しさではなく、いろいろなところでいろいろな魅力が見えるような方を求めていました」と告白。「晩成の人生の折々の表情をしっかりと演じていただける方で、何よりも主役の紫式部の心離れることのない男性であること。高度な要望を満たしてくれるのは誰かと考え、柄本佑さんに決まりました」と話した。
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