らくだい魔女：劇場版アニメ　井上ほの花「何度見てもワクワク」　田村睦心、石見舞菜香とアフレコ秘話語る

　成田サトコさん作、千野えながさんイラストの児童文学「らくだい魔女」シリーズが原作の劇場版アニメ「らくだい魔女 フウカと闇の魔女」（浜名孝行監督）のアフレコイベントが行われ、主人公・フウカ役の井上ほの花さん、フウカの幼なじみのチトセ役の田村睦心さん、同じく幼なじみのカリン役の石見舞菜香さんが登場した。井上さんは、同作について「何度見ていただいてもワクワクする作品です。このワクワク感も含めて、いろいろな世代の方々に楽しんでいただけるはず。フウカちゃんの成長やすてきなキャラクターたちの活躍にご期待ください！」と魅力を語った。

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　収録を終えた井上さんは「無事に終わってホッとした気持ちと同時に、あっという間に終わってしまった寂しさもあります。皆さんともっと一緒に収録したかったです」と充実した表情を見せた。田村さんも「私もホッとした気持ちと同時に、続編ないかなあ？という気持ちです」とシリーズ化を希望した。石見さんは「ストーリーも童心に返るような物語で、可愛いなあと思いながらアフレコすることができました。とても貴重な一日でした」と振り返った。

　小学校から中学校にかけて原作を夢中で読んでいたという井上さんは「まさか『あたし、フウカ！』からいつも始まるあのせりふを自分が言えるなんて……！といううれしさがありました」と原作ファンとしての喜びも大きかった様子で、フウカを演じる上では「元気いっぱいだけれど、ちょっとおっちょこちょいでドジな女の子になるように心掛けました」と語った。

　チトセ役の田村さんは、原作上でのフウカとカリンに対するしゃべり方のトーンの違いをうまく演じ切れるか不安だったといい、井上から「本当にカッコ良くてチトセはモテる男だと思いましたよ！」と言われ、うれしそうな表情を見せた。石見さんはアフレコ前に改めて原作を読み直したといい、「大人になっても大事な気持ちを呼び起こしてくれるストーリー」と魅力を語った。カリンを演じる上では「元気いっぱいなフウカちゃんとは対照的なおっとりした性格と、やるときは頑張るカリンちゃんをシーンごとに意識しました」と役作りについて明かした。

　ファンに向けて田村さんは「たくさんの皆さんから愛されている作品に携わることができてうれしいです。いつの時代も変わらないワクワクとドキドキが詰まっていて、大人も子供も楽しめる作品になりました。フウカちゃんの可愛い頑張りにご注目ください！」とアピールした。石見さんは「登場するキャラクターが可愛くて、彼女たちが動く姿を皆さんに早くお見せしたいです！　ワクワクできるような作品になっています！」とメッセージを送った。

　「らくだい魔女」シリーズは、ポプラポケット文庫（ポプラ社）から刊行されている児童文学。見習い魔女のフウカの冒険、恋などを描いている。アニメは、「図書館戦争」「獣の奏者 エリン」などの浜名さんが監督を務め、プロダクションI.Gがアニメを制作する。2023年春公開。