舞いあがれ!:久留美「私、幸せになれるんかなあ」 再会した母に打ち明けた気持ち 視聴者も涙

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第35回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第35回の一場面(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第35回が11月18日に放送された。同回では、久留美(山下美月さん)が離別していた母・久子(小牧芽美さん)と福岡で再会。視聴者からは久留美へのエールのコメントが寄せられた。

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 久留美は「なんで、お父ちゃんと私のこと置いてったん?」と問うと、久子は「佳晴さん(松尾諭さん)が、ラグビーできへんようになって会社辞めたとき、立ち直ってくれるまで面倒みようと思って看護師の仕事をまた始めた。けど、佳晴さん、どんどん無気力になって……。しばらく実家に帰るって言ったら、『せいせいするわ。お前と一緒になれへんかったら、俺、もっとましな人間やった』って。そう言うてん」と信じていた夫から厳しい言葉を投げかけられたことを明かす。

 久留美は「お母ちゃん戻ってくるって思った。ほんまは、戻ってきてほしかった」と親子3人で暮らしたかったと正直な気持ちを話す。久子は「なんべんも帰ろうと思ったんやけど、1人で生きる道、選んでしまった。薄情な親でごめんな」と頭を下げた。

 そんな母の気持ちを受け取った久留美は「お父ちゃん、変わってへん。文句ばっか言うて、自分で頑張ろうとせえへんねん。せやから私、頑張ってんねんで。たまに、しんどいねん。ずっとこのままなんかな思ったら、私、幸せになれるんかなあって」と涙を流しながら自分の気持ちを打ち明けた。

 久子は「ごめん。久留美にこんな思いさせてしもうて。久留美、ほんまによう頑張ってねんな」と優しく抱きしめる。久留美は「私な、看護学校に通ってんねんで。お母ちゃんと同じ、看護師になる」といい、わずかながらも笑顔を見せていた。

 SNSでは「久留美ちゃんお母さんに胸の内を話せてよかったね」「久留美ちゃんのこれからに幸せが、訪れることを願って見守っていきます」「久留美ちゃん、思い切ってお母さんに会いによかったね」「看護学校で奮闘する久留美も追ってほしい」と、久留美の気持ちに寄り添うコメントが並んでいる。

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