大雪海のカイナ:ヨルシカがテレビアニメOP担当 ED主題歌はGReeeeN 予告にカイナとリリハの出会い

「大雪海のカイナ」のビジュアル(C)弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会
1 / 11
「大雪海のカイナ」のビジュアル(C)弐瓶勉/大雪海のカイナ製作委員会

 マンガ「シドニアの騎士」「BLAME!」などの弐瓶勉さん、ポリゴン・ピクチュアズが手がける新プロジェクト「大雪海のカイナ」のテレビアニメで、バンド「ヨルシカ」がオープニング(OP)テーマ「テレパス」を担当することが分かった。ボーカルグループ「GReeeeN」が、エンディング(ED)テーマ「ジュブナイル」を担当することも発表された。アニメは、2023年1月11日からフジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で放送される。

あなたにオススメ

 主人公の少年・カイナ、アトランド王女・リリハらが描かれたメインビジュアル、予告も公開された。予告は、美しく穏やかな天膜の世界でカイナとリリハが出会い、少しずつ交流を深めていく姿が描かれている。OPテーマ、EDテーマもお披露目された。

 カイナ役の細谷佳正さん、リリハ役の高橋李依さん、ヤオナ役の村瀬歩さんが登壇する完成披露上映会が、2023年1月7日にTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で実施されることも発表された。

 「大雪海のカイナ」は、大雪海(おおゆきうみ)によって大地が消えかけた異世界が舞台のファンタジー。巨木・軌道樹(きどうじゅ)の頂から広がる天膜の上で暮らしていた少年カイナと、地上を覆う大雪海の厳しい環境で生きる王女リリハが出会い、滅びかけた世界を変える物語が始まる。

 アニメは「亜人」などの安藤裕章さんが監督を務め、村井さだゆきさん、山田哲弥さんが脚本を担当する。マンガ版が「月刊少年シリウス」(講談社)で連載中。

 ◇「ヨルシカ」のコメント

 「テレパス」という曲を書きました。無私の共感はテレパシーたり得るという曲です。子供のころはたくさんファンタジー小説を読みました。空想的でワクワクする世界が好きです。シナリオを読んで同じワクワクを感じました。また、映像も面白いです。3D表現の過渡期にある現代で、2Dとの融合を探求しながら独自のアニメーション表現を目指している製作陣の姿勢に好感を持ちました。新しいものを作ろうとしている人も好きです。良い曲になっていることを願っています。

 ◇GReeeeNのコメント

 いま自分が存在する場所、自分で選んだのか、気がついたらそこにいたのか。もしそこではない場所へと行くなら、闇の中だからこそ輝くシリウスを目指すように、空を見上げ歩き続ける。気がつけば夜明けを迎える。闇を抜ける時間に費やした涙は、いつかきっと、明日の自分を変えるきっかけへとつながるはずです。そんな想(おも)いを「ジュブナイル」にそして「ジュブナイル」な方々に渡したいと思いこの曲を作りました。さらに原作の弐瓶勉さんは、僕たちの結成の地・福島県のご出身ということもご縁を感じております。

写真を見る全 11 枚

アニメ 最新記事