後宮の烏:第11話「布石」 烏妃は何も望んではならない 魚泳が寿雪に忠告

「後宮の烏」の第11話「布石」の一場面(C)白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会
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「後宮の烏」の第11話「布石」の一場面(C)白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会

 白川紺子さんの小説が原作のテレビアニメ「後宮の烏」の第11話「布石」が、12月10日にTOKYO MXほかで放送される。

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 柳寿雪(りゅう・じゅせつ)が星烏廟(せいうびょう)を訪ねると、薛魚泳(せつぎょえい)と夏高峻(か・こうしゅん)が碁を打っていた。寿雪が魚泳と代わり、高峻と勝負をする。碁を終えた後、2人はしばし庭で話をすることにした。その姿を見ていた魚泳は高峻が帰った後、寿雪に忠告をする。情けは愛とは違う。高峻とこれ以上親しくするべきではない。烏妃(うひ)は何も望んではならないのだから……と。それは寿雪が麗娘から教えられた烏妃としてのあるべき姿だった。

 同作は、集英社オレンジ文庫(集英社)から刊行されているファンタジー。中華風の世界観の王宮が舞台で、若き皇帝・夏高峻がある依頼のため、後宮の奥深くで暮らし、烏妃と呼ばれる柳寿雪を訪れる……というストーリー。

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