俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第47回「ある朝敵、ある演説」が12月11日に放送される。同回には、井上ミョンジュさん演じる源頼茂が登場する。
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源頼茂は源頼政(品川徹さん)の孫。京で大内裏の守護の任に就いている。祖父の頼政は、従三位に叙せられ、源氏として初の公卿昇進を果たした長老。清盛(松平健さん)も信頼する重鎮だったが、以仁王(木村昴さん)とともに平家に挑むも、敗れ去った。
第47回では、幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京。朝廷の象徴である内裏が焼け落ちると、後鳥羽上皇(尾上松也さん)は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。しかし、義時(小栗さん)は政子(小池栄子さん)と大江広元(栗原英雄さん)の支持を得て、要求を先送りにすることを決断する。
泰時(坂口健太郎さん)をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する中、三浦義村(山本耕史さん)は京で大番役を務める弟・胤義(岸田タツヤさん)に……というストーリー。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
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