海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
徳川家康の誕生日を祝う「誕辰祭」が12月26日、久能山東照宮(静岡市駿河区)であり、2023年の大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)で主人公の徳川家康を演じる松本潤さん、榊原康政役の杉野遥亮さん、井伊直政役の板垣李光人さんが参列。松本さんは「放送まであと2週間あまりと迫ったこの時期、家康公の生誕480年を祝う記念すべき日を迎えられることに不思議な縁を感じますし、祭典に参加させていただき光栄です」と語った。
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家康は1542年12月26日(旧暦)に三河国岡崎城で誕生。1616年4月17日に駿河で生涯を終え、翌年の1617年に久能山東照宮が創建された。明治時代以降、久能山東照宮は新暦の毎年12月26日に国家安泰・平和を祈願した誕辰祭を行ってきた。今年は生誕480年にあたり、40回目の寅年、8回目の還暦を迎える貴重な年回りでもある。
長年、関係者によって続けられてきた祭典で、一般公開はされていないものの、「どうする家康」で家康が主人公となることから、今年は、家康にゆかりの深い静岡市、浜松市、岡崎市の関係者も招かれた。
初めて久能山東照宮に参拝したという杉野さんは、「霊廟の前では、家康公に『徳川四天王の一人、榊原康政を演じさせていただく杉野遥亮です。どうぞよろしくお願いします』と自己紹介をして、これまで以上に真摯に撮影に臨みたいと、気持ちを新たにしました」とコメント。
撮影が始まったばかりだという板垣さんは「まさに『いよいよこれから』の僕にとって、家康公の誕生日を祝うきょうこの日に、東照宮に伺えたことに運命的なものを感じます。しかも、松本さん、杉野さんと3人で家康公ゆかりの地を訪れる機会なんてめったにないと思いますので、貴重な経験をいただけた」と語っていた。
「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。
2023年1月8日スタートで、初回は15分拡大版。
久能山東照宮まで来る道すがら、青い空のもと、富士山がすごくキレイに見えて……家康公もこんな青空を見たのかな、と感慨深くなりました。放送まであと2週間あまりと迫ったこの時期、家康公の生誕480年を祝う記念すべき日を迎えられることに不思議な縁を感じますし、祭典に参加させていただき光栄です。静岡はもう何度か訪れていますが、そのたびに、この土地でいかに家康公が愛されているか、今も大事にされているかをひしひしと感じます。
祭典の間は、世界中でさまざまなことが起きるなか、家康公が願った平和な世が一日でも早く訪れるようにと祈らせていただきました。静岡の皆さんの大好きな家康公を大事に演じますので、来年1月8日から始まる1年間の放送を、最後までご覧いただけたら幸いです。
初めて久能山東照宮に参拝したのですが、東照宮自体はもちろん、ロープウエーで向かうときから、土地の持つパワーに「うわっ」と圧倒されたんです。きょう、何かに“呼ばれて”ここに来たのかもしれない、という気持ちになりました。
霊廟の前では、家康公に「徳川四天王の一人、榊原康政を演じさせていただく杉野遥亮です。どうぞよろしくお願いします」と自己紹介をして、これまで以上に真摯に撮影に臨みたいと、気持ちを新たにしました。僕自身、ドラマが始まるのを心から楽しみにしているので、皆さんも僕と同じように心待ちにしてくださるとうれしいです。
僕は先日、撮影が始まったばかりなんです。個人的に井伊直政お墓参りはさせていただいていたのですが、まさに「いよいよこれから」の僕にとって、家康公の誕生日を祝うきょうこの日に、東照宮に伺えたことに運命的なものを感じます。しかも、松本さん、杉野さんと3人で家康公ゆかりの地を訪れる機会なんてめったにないと思いますので、貴重な経験をいただけたなと。現場では、松本さんが「好きにやっていいよ」と言って下さって、とてもリラックスして撮影に臨めています。これから自分がどう直政を描いていけるのか楽しみですし、視聴者の皆さんにも見守っていただければと思います。
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