放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の最終話が12月22日に放送された。劇中で繰り返し「いってらっしゃい」のセリフが登場し、視聴者の間で話題となった。
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最終話では、互いに思い合いながらもすれ違ってしまった青羽紬(川口さん)と佐倉想(目黒蓮さん)が、本音で話し合うため、2人が通っていた高校で待ち合わせることに。2人はかつて共に過ごした教室で、黒板を使って思いを伝え合って……と展開した。
紬と想に「いってらっしゃい」と声を掛けたのは、5人の登場人物だ。
1人目は、紬と想が通っていた高校の教師で、現在はフットサル場を経営している古賀良彦(山崎樹範さん)。紬が高校で想と待ち合わせることを知った古賀は、「お前らいっつも放課後残ってずっとしゃべってて」と過去を振り返ると、笑顔で紬に「いってらっしゃい」と語りかけた。
2人目は、紬の親友・横井真子(藤間爽子さん)。紬のアルバイト先のレコード店を訪れた真子は「私に何かできることある?」と問いかける。紬が「泣いて帰ってきたら背中さすって」と返すと、「わかった。さする練習しとく」と一言。そして、紬を真っすぐに見つめると「いってらっしゃい」と投げかけた。
3人目は、紬の母・青羽和泉(森口瑤子さん)。想に会いに行く前、紬は実家で和泉から「お別れするときこそね、全部相手に渡さないとダメ。中途半端にすると自分の中に残っちゃうから」「思い出残ると厄介だから投げつけてきな」と助言を受ける。意を決した紬が「いってきます」と口にすると、和泉は「いってらっしゃい」と優しく送り出した。
4人目は、想の母・佐倉律子(篠原涼子さん)。想が忘れ物を取りに実家に寄ると、律子は外で待っている紬に声を掛ける。「何かを楽しむことより、何かに傷つかないことを優先してほしかったの。でも楽しそうなの見るのが結局やっぱりほっとする」と想への思いを吐露。そして、家をあとにする想に「いってらっしゃい」と笑顔で声を掛けた。
5人目は、戸川湊斗(鈴鹿央士さん)。桃野奈々(夏帆さん)からもらったかすみ草を紬に手渡しに来た湊斗は、「想、代田で待ってるって」と伝えると、「じゃあ、またね。いってらっしゃい」と紬にほほ笑みかけた。
5人の「いってらっしゃい」の言葉に、SNSでは「なんて温かい言葉なの」「いってらっしゃい連発にグッときた」「『いってらっしゃい』の言葉が紬と想の背中を押してくれたんだね」「それぞれの『いってらっしゃい』が心に刺さって涙が止まらなかった」「新しい世界に旅立つ2人に向けてのメッセージなんだね」と感動の声が上がっていた。
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