わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
俳優の北村匠海さんが、木村拓哉さん主演で4月期に放送されるフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)の連続ドラマ「風間公親-教場0-」に出演することが2月20日、明らかになった。刑事指導官の風間公親(木村さん)とバディーを組む新人刑事、遠野章宏(とおの・あきひろ)を演じる。
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スペシャルドラマ「教場II」(2021年)の衝撃的な回想シーンにも登場した遠野。それは、風間と遠野がバディーを組んで事件を捜査していく中で起きた悲劇だった。土砂降りの中、風間と遠野は追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷を負い、風間は千枚通しで右目を刺される。雨の中、血まみれの風間が「死ぬな!」と遠野の名を叫ぶ衝撃的なシーンは、視聴者から「この続きが見たい!」といった声が上がるなど話題となった。今作では、あの惨劇がなぜ起きてしまったのかが明らかになる。
北村さんは今作への出演について「『教場II』ではピンポイントの出演だったので『これはいつかまた出るだろう』という予感はありました。『教場』という作品における風間のバックボーンは描かざるを得ないと僕は思っていたので、準備をしていた僕としては2年の歳月を経て『ついに来たか』という感じでした」とコメント。
「教場II」以来となる木村さんとの共演については、「(教場IIのときは)リハーサルの一発目から完璧な流れで、なおかつ本気でやられていて、そのアクション部への信頼など、すべてがプロフェッショナルだなと思いました。今回がっつりバディーとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古(げいこ)ですね(笑い)」と語った。
遠野役については「『教場II』で演じた未来の遠野をゴールとするならば、ということを考えながら演じたいと思います。遠野は笑顔を絶やさない、屈託のない、いわゆる“とってもいい交番勤務のおまわりさん”というところから、捜査1課にやってきます。頭の切れる人間でもあり、それでいて人間味のある、血液の通っている人間で、風間さんとは対照的に見えますが、内なるものは通じている部分もあるのかなと思います。その内に秘めた熱い信念を炎とするならば、風間さんの炎と“大小”の違いはあれど、炎の“色”は同じなのかなと思っています」と語る。
そして、「この物語の行く先など、いろいろなことが気になっている視聴者の方にとって、今回の作品であらゆる点と点が線としてつながっていく感覚や、風間の風間たるゆえん、そういったものが描かれると思います。その横で、僕を含めいろいろなキャラクターが色濃く、色濃く、味を出していると思いますので、皆さんに楽しんでいただければと思います」とアピールした。
ドラマは、長岡弘樹さんの警察小説「教場」シリーズ(小学館)の「教場0 刑事指導官・風間公親」「教場X 刑事指導官・風間公親」が原作。キャリアの浅い若手刑事が、刑事指導官の風間とバディーを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事のスキルを学ぶ育成システム「風間道場」が舞台となり、風間がなぜ冷酷無比な人格になったのかが明らかになる。
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