松本潤:有村架純と三方ヶ原の戦い記念碑のくわ入れに 「浜松まつり」への意気込みも 「どうする家康」

(左から)家康プロジェクト推進協議会会長の斉藤薫さん、有村架純さん、松本潤さん、鈴木康友浜松市長(C)NHK
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(左から)家康プロジェクト推進協議会会長の斉藤薫さん、有村架純さん、松本潤さん、鈴木康友浜松市長(C)NHK

 大河ドラマどうする家康」で徳川家康を演じる松本潤さんと、その正室・瀬名役の有村架純さんが4月29日、「三方ヶ原の戦い」の激戦地として知られる犀ケ崖(浜松市中区)を訪れ、市が建立する記念碑の起工式に参加した。

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 「三方ヶ原の戦い」は家康三大危機の一つとされる武田軍との戦。ドラマで三方ヶ原が描かれることに伴い、徳川・武田両軍に多大な戦死者を出した古戦場跡で、慰霊と平和への祈りを込めた記念碑を建てることになったという。松本さんと有村さんは、この戦で亡くなった家康の忠臣・夏目吉信と本多忠真の碑に献花した後、鈴木康友浜松市長、「家康プロジェクト推進協議会」の斉藤薫会長とともに記念碑のくわ入れを行った。

  セレモニーを終えた松本さんは、「先日、三方ヶ原の戦いの撮影を終えたのですが、演じて改めて、徳川家康公にとってとても大きな戦だったと思いました」とコメント。「今回、この石碑が立つことで、また皆さんが平和について考えるきっかけになったらなと。大河を撮影しながらも、日々いろんなニュースを見る中で、改めて平和というものの大事さ、尊さを感じています。その思いがドラマを通じて少しでもたくさんの方に伝わればいいなと切に願っております」と話した。

 有村さんは「対立をなくす方法は何かと考えると、やっぱり互いに認め合う、許し合うことが、平和に近づく一歩ではないかと思いますが、当然、私のような考えをする方だけではないですし……。考えを統一するということは、人間である以上難しいということが一生の課題だなと、私はまだ30年しか生きていませんが、そんなふうに日々考えながら過ごしています。でも、きょうこの起工式に参加させていただいたことが、少しでも平和に近づく一歩になったら幸いだなと思っております」と語った。

 浜松市内で5月5日に開かれる「浜松まつり」の騎馬武者行列に参加する松本さんは、今の気持ちを問われ、「浜松出身のお友達を通じて『すごいことになっているよ』という情報が入ってくるので、盛り上がってくださっているのがうれしいですし、僕自身すごく楽しみにしています。浜松まつりに参加できることはもちろん、騎馬武者行列だけでなく、浜松の伝統ある催しに多くの方が参加されるので、僕自身、まつり全体を楽しめたらいいなと思います。家臣、引き連れていきます!」と意気込みを語った。

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