あまちゃん:“春子”小泉今日子、生きていた“忠兵衛”にブチ切れ 蟹江敬三さんの元気な姿「切ない」の声も

小泉今日子さん
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小泉今日子さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の再放送の第31話が5月8日、BSプレミアムで放送された。春子(小泉今日子さん)の父、忠兵衛(蟹江敬三さん)が遠洋漁業から1年ぶりに北三陸に帰還。亡くなったと思っていた春子が「だまされた」と泥酔してブチ切れるシーンがあり、視聴者は「酒飲んで叫びたくもなるよ」と共感の声が上がった。

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 同回では、仏壇に写真が飾ってあったため、てっきり死んだと思っていた父の帰還に、春子は「なんで生きてんの?」と思わず叫ぶ。「死んでねえからな」と忠兵衛はどこ吹く風で、夏(宮本信子さん)も「毎年そういう覚悟で送り出してんだ」と漁師の妻としての心得だと意にも介さない。

 忠兵衛が帰ってきたことを聞きつけて、夏の家には次々に北三陸の仲間がやってきて、大宴会が始まる。

 酒に酔った春子は「だましてくれたわね」と絡み出し、大吉(杉本哲太さん)らは「だましたわけでねえべ。黙っていただけだ」とのらりくらり。

 春子は「町のみんなで口裏合わせて。みんなでだましてたんだね」「(離れて暮らす親のことを)うそでも思い出す、元気かな、生きてるかなって。そうしたら仏壇に写真。100人中100人が死んだと思います」とクダを巻く。

 「良かったべ。生きてて。生きてるだけでもうけだべ」と周りに説得され、なんとか納得した春子は、忠兵衛に「おかえり」と言おうとすると、忠兵衛と夏はこっそり宴会を抜け出したあとで、そこに2人の姿はなかった。

 SNSでは、「高校生の時の心から先に進めていない春子の怒りも、少し分かるよ」「そりゃ春子さんも酒飲んで叫びたくもなるよ」「今回だけは春子さんに共感。なんだかすっごく腹立ったなあ」と春子への共感の声とともに、「泥酔春子、かわいい。この宴会に混ぜてほしい」「納得いかない春子のクダ巻泥酔芸をちゃんと元ヤン風に演じる小泉今日子さん」「40代の春子が子どもみたい」と小泉さんの演技にも共感が集まった。

 また、本放送の翌年の2014年に亡くなった蟹江さんの姿に、「在りし日の蟹江さんをしのぶ」「蟹江さん、こんな元気なお姿が見られるのはうれしいけど、切ないよ」「こんなに元気な忠兵衛さん、というか蟹江さんを見られるのは貴重だな」としのぶ声もあった。

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