のん:小泉今日子から「イリオモテヤマネコみたい」 三陸鉄道で「あまちゃん」撮影秘話語る

のんさん
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 俳優ののんさんの公式YouTube「のんやろが!ちゃんねる」が5月5日、更新された。のんさんは、主演を務めた2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の舞台となった三陸鉄道のラッピング列車「三陸元気!GoGo号」に乗車し、4月から再放送されている同作について、思い出話や撮影の裏側を語っている。

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 動画は、「ぶらり旅 in 岩手、三陸鉄道篇」と題して投稿された。のんさんは「あまちゃん」について、「4月から再放送されるということで、私もそれに合わせて見始めたんですが、やっぱり面白い」「本当にすてきな作品にヒロインとして出演できてうれしかったなと思います」としみじみ語った。

 列車に揺られながら、「こうやって三鉄(劇中では北鉄)に乗って、たそがれながら、すごくいいお肉を食べてゲップするっていうシーンがあったな」と第16話のアキ(のんさん)がユイ(橋本愛さん)の家でステーキをごちそうになった回の場面を思い出していた。

 撮影は「毎日本当に楽しかった。あんなに楽しい現場って他にないんじゃないかというくらい、スタッフの皆さんもキャストの皆さんも全員が作品を作ることに集中している感じというのがすごく心地よくて、伸び伸びと演技していた」と振り返った。

 現場では「私、いつもスタジオの脇にあるちょっとした着替えスペースにこもっていて、全然前室に出てこない。本番以外では姿を現さないから、(母・春子役の)小泉今日子さんに『イリオモテヤマネコみたいだね』って言われたんですよ(笑い)。それくらい姿を現さないという感じだった」と明かした。

 また、「宮藤官九郎さんの書く脚本が毎話毎話面白すぎて。これってどうやってやればいいのって、むちゃぶりの連続だったので、趣向を凝らしてみんなで乗り越えてみたいな現場だったような気がします。めちゃくちゃ面白いから絶対に実現したいと、熱く興奮しながら果敢に挑んでいました。宮藤さんの脚本のおかげで毎日の撮影を乗り切れた部分が大きいですね」と語った。

 「あまちゃん」は、岩手県の架空の田舎町・北三陸市や東京を舞台に、内気で引きこもりがちだった主人公のアキが、海女やアイドルとして活躍しながら成長する姿を描いた。再放送は、BSプレミアムとBS4Kで毎週月~土曜の午前7時15分からデジタルリマスター版を放送。毎週日曜午前9時から1週間分の6話をまとめて放送する。

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